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ママ活
第2章 令和の女子高生のママ活事情──case.2ゆう──
「佐和子さんは、我慢出来ないって、急かしてくるから……。厳しくしないといけませんでした?」
「私の持ち物でありながら、亜純がご主人様でもあるかのように振る舞っている明咲ほどは、躾ける必要ないけれど……」
「っ、佐和子、さん……」
それから佐和子は、ゆうが亜純とキスし出した傍らで、彼女の社員と同じような行為を始めた。本当に散歩をしてきただけか、彼女らの会話の節々が、ゆうの疑念をかき立てる。しかし亜純が愛撫を再開すると、他人のキスの音も聞こえなくなった。
「ぁっ……あ……」
結局これまで自慰の経験もなかったゆうが、進入物まで迎え入れようとしている。…………
亜純は、ゆうの浅瀬を少しいじると、更に奥へ進ませた。痛い痛いというゆうの喘ぎに、すぐ近くから別の女のみだりがましい声が被さる。
視界の端に触れた佐和子は、野生的な女の顔をしていた。彼女が明咲に口づけて、じかに太ももをまさぐっている。大袈裟に腰を振って、雇用主にしがみつく明咲は、昨日までのゆうなら意味を読み解けなかったろう言葉を口にしている。
グチュゥゥ……
「ああっ……!!」
「入ったよ」
「ぇっ……ンンッ?!」
「動かすよ。痛くない?」
「い、たい……」
「じゃあ、気持ち良くならないとね」
亜純が佐和子達を呼んだ。それから彼女は、佐和子らが場所を移すまでの間にも、ゆうへの呼び水をやめない。