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ママ活
第3章 快楽かお手当かママか──case.3亜純──

「ペットのお世話をしているだけだよ」
『女性ですよね?!……はぁっ、……』
「息荒いよ。りなちゃんのエッチ」
「ぁっ……お姉さ──…やめっ、電話……近付け、なぃ……ああっ……」
明咲の声に重なって、りなから切なげな悲鳴がこぼれた。劣情をはぐらかそうともしない後輩は、ともすれば脚と脚の間の割れ目をデスクの角にでもすりつけているのではないか。
「命令、しようか?」
はい、と、か細い声が聞こえた。
「全身鏡あったよね?前に立って」
『立ちました』
「全裸になって」
それからりなは、ハンズフリー通話に切り替えた。女が無防備な格好になっている時特有の、肌や衣服のすれ合う音が、間断なく続く。薄手のボトムを引きずり下ろして、羞恥に酔って鏡をちらちら瞥見しながら、彼女が下着の金具を外した瞬間まで分かる。
亜純は、時折りなに野次を飛ばして、明咲に沈めた指を増やした。彼女にキスして、唾液を飲ませる。乳房を自身で揉むよう指示する。

