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ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ
亜純の指を脚と脚の間に受け入れる頃、明咲にとって理性や羞恥は、まるきり価値を失くしていた。
指で気を遣った次はディルド、彼女の罵倒に酩酊して、卑猥な言葉を叫んで弓なりになる自分自身を、ふと客観視しては、最近まで同じ屋根の下に暮らしていた母親の姿が重なったが、快楽を見限るくらいなら、醜態を晒した方が良い。
膣の内壁を凹凸の振動がなぶる以上に、亜純のキスや指の動きに恍惚として、何度、天にも昇る心地にさらわれたことか。
明咲は亜純の愚弄を受けて、歯も浮くような台詞を浴びて、四つん這いになるよう命じられた。彼女が持ち出したのは、ペニスバンド。二十八年、本当にこの地上で暮らしてきたのか疑わしくなるほどには瑕疵一つない肌を晒して、ジーンズを脱ぎ捨てた彼女は、紛い物の男性器を装着すると、明咲の潤みを貫いた。彼女が腰を打ちつける度、思考の螺子が外れてしまいそうなまでの快楽が、明咲を襲う。荒々しく腰を掴んで、臀部を撫でたり叩いたりを繰り返したあと、彼女はローションを肛門に塗りたくってきた。
女の秘境を満たされたまま、僅かな異物も受け入れ慣れない排泄器官を、彼女の指がこじ開けていく。切ないほどの快楽と、許容量を超えた痛み。それらに泣きそうになって、喜びを訴えながら気を遣った。
かくて悶々とした気分を解き放つと、明咲はシーツにくるまって、紅茶で喉を潤わせた。