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ママ活
第4章 愛しのお姉様と姫とママ
「五時間あるから。そそられるとこだけ、観よ」
亜純の説明によると、端折ったのは、ヒロイン達の所属事務所の代表取締役を演じている男優が加わったくだりらしい。男が女を犯しても興醒めするだけ、と言った彼女の意見には、明咲も同感だ。
「五時間もヤれるもの?」
仕方なくこじつけてあるような、淫らごとのための口実もといドラマが進んでいくにつれて、女達の悪逆は勢いを増す。
どうあっても完璧なプロポーションが目を惹く主役の女優は、向かい合わせの長テーブルの間に、宙吊りになっていた。鮮やかな色の縄が亀の甲羅のような模様を描いて、肉が盛り上がるほど彼女を締め上げている。モザイク処理が施されていなければ、M字に開いた脚と脚の中心で、彼女の性器は丸出しだ。脚本家役の女が彼女の肌に色素を加える。ただでさえあどけなさの残った顔を歪めていた低温蝋燭は、彼女の舌の上にも熱を与える。別の女が彼女の乳首に錘を付けて、物欲しげにたわむ太ももを撫で回している。
それから、彼女は許しを乞うことを許可された。淫らな言葉を吐くよう仕向けられながら、女達に従って、おっぱいが熱い、おまんこにくっついた蝋を払って下さい、などと甘やかな声で喚き散らす。