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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第3章 初めてのディルド
数日後、アルバイト先を紹介してくれた大学の人物画の先生に会いに行った。

「聞いてくださいよー先生。」

紹介してくれた大手玩具メーカーのアルバイトに採用されたのはよかったけど、説明を聞いてなくてアダルトグッズ部門というとんでもない部署に行かされた話をした。

「それは紹介した私は悪くないぞ?藤原くんが人事の説明を聞いてなかったのが良くないよ。」

「わかってますよー。でもそこの人たち私の話を全く聞いてくれなくって。」

「…要するに話を聞かない人が集まる部署って事ね?」

「えっ?何か言いました?」

「あ、いや、辞めたいなら私から本社に断りの連絡を入れようか?」

「んー…でももう少しやってみます。」

「大丈夫なのかい?」

「はい。頑張ってみます。」

「そうか、何かあったら相談しなさい。」

「相談かー…んー、先生?」

「ん?」

画材の整理を始めた先生に訊ねる。

「先生は人物画専門じゃないですか。」

「そうだね。」

「女の人の…ぬ、ヌードなんかも描きますよね?」

「そうだねー。」

「そ、そういう時……なんてゆーか、えっちな気持ちにはならないんですか?」

「学生時代に授業で裸婦画を習い始めた時はドキドキしたものだったけど。」

「だったけど?今は?」

「まったくないね。」

「えー!信じられない。」

「もう今まで嫌というほど描いたし。そんな邪な心よりどう描こうと思案する方が勝るからね。」

「じゃあ今は…女の人の裸見ても……お、おちんちんおっきくなったりしないんですか?」

「まぁ少なくとも見ただけじゃまずしないね。」

「そうなんだ……」

先生と所長はだいたい同じくらいの歳なのに男の人ってわからないな。
でも所長は独身って言ってたな。先生は家族はいるのかな?

「先生のご家族って?」

「え?妻と小学5年生の娘の三人家族だよ。」

……なんだ、子どもは作れるんじゃん。
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