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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第4章 初めての実務
店内奥まで進むと扉を隔てて部屋があった。

「ここが今日の仕事場ね。」

会社の作業場よりかなり狭いけど充分なスペースがある。やはりソファーと成人雑誌が置かれていた。

「お客様が来る時間まであと少しね、早く準備しましょう。」

キャリーケースで持ち込んだ道具を用意して樹脂を温める。

「緊張してきました。」

「大丈夫、練習はタップリしたでしょ?」

「……はい。」


カチャ

「お客様いらしたよ。よろしく。」

店長がお客さんを連れてきた。

「いらっしゃいませ。こちらへどうぞ。」

店長はドアを閉め再び店内へ戻って行った。

「お待ちしておりました。オリジナルディルドの製作でよろしいですか?」

あくまでも事務的にを意識して話す……

「はい。」

私の初めてのお客さんは30代くらいの小太りの男性だった。

「では早速始めますので服を全てお脱ぎください。」

脱衣籠を渡す。お客さんの脱衣中は背中を向けろと言われているので、作業台の樹脂の温度を確かめる。
石井さんは存在を殺しつつ部屋のパーテーションの奥で書類を書いていた。

「脱ぎ終わりましたよ。」

「ではお客様、性器を勃起させてくださ……はっ!」

振り返るとすぐ背後にその男が立っていた。しかも既にかなり大きく勃起しており、完全に上向きになっている性器を自ら握って上下に扱いていた。

「きゃあ!」

驚いて思わず悲鳴を上げてしまった。

「おねえさん可愛いね。」

私にしか聞こえないような小声で囁く男。扱く手を早める。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

汗ばんで息が荒くなってかなり気持ち悪い。

「で、ではお掛けになってこちらの筒を性器に被せてお待ちください。」

男は黙ってカップを受け取り扱く手を止めずにソファーに腰をかけた。

「お、おねえさんのおかげでもうフル勃起だよ。どう?ボクのおちんちん。」

(ええっ!どう答えればいいの?ホントこの人気持ち悪いよぉ…)

「じ、準備が整われたようですね…ではカップを被せてください。」

ピクピクと動くおちんちん。もしかしてワザとやってる?

「ああ、チンポがピクピク動いて筒を入れづらいや。」

(わざとらしい…)

「筒を被せたけどこれでいいのかな?なんか小さい気がするんだけど。」

「えっ?…あっ!」
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