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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第4章 初めての実務
「お、お疲れ様でした。ではお召し物を着ていただいて結構です。」

トイレで射精したのか、すっかり萎えたおちんちんを垂れ下げて男が戻ってきた。

「おねえさん、ごめんなさい。つい……」

「いえ……それでは一週間から10日で出来上がりますのでその際はお電話差し上げます。」

「よろしくお願いします……」

男は会計をしに店内へ出て行った。

「ぐすっ……ぐすっ……ぐすっ……えぇーん!!えぇーん!えーん!!」

私は緊張がプツリと切れてその場に崩れて号泣してしまった。

「よしよし、頑張ったよちーちゃん。」

「えぇーん!!えーん!!えぇーん!!怖かったよぉ…えぇーん!」

「よしよし、じゃ帰ろっか。これからダメ出しね。あんな男は序の口よ。」

「ええぇーーーー!!」



コッテリとダメ出しを受けて帰宅する。やはり動揺を表に出したのが今回の原因だと指摘された。

「かといってねぇ……」

バフッ!

ベッドにダイブして突っ伏して考える。とりあえず回数を重ねないとなと思った。

「何でこんなの回数を重ねないといけないねん!!」

でも悔しくて“辞める”という考えに至らなかった。

「疲れたー。さて、お風呂入ろっと。」

服を脱ぐと下の毛が生えてきたかチェックするのが長年の癖になってる。親友の朋香にはもう今更生えないでしょと言われてるけど。

「毛がないと丸見えなんだよね。ココ。」

お風呂の鏡で自らの性器のを眺める。

「ココにあんな大きなの、入る訳ないよ……」

客の男の大きな性器が頭から離れなかった。



風呂上がりにキッチンの冷蔵庫から麦茶を飲む。

「ぷはぁ!!旨いっ。」

「あなたのそれ、お父さんにそっくりね……」

夕飯の支度中のお母さんに突っ込まれた。

「そういえば最近優樹の様子がおかしいんだけど智晶も気付いた?」

「うーん……」

「勉強が忙しくてストレスでも抱えてるのかしらね。」

「そうかもね……」
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