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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第6章 初めてのドアノック
「ただいまー」

帰宅してリビングに入るとキッチンには母がいた。

「おかえり智晶。」

「アイスある?」

「あるわよ。」


アイスを食べて二階にあがると私の部屋のドアが開いていた。
確認のため優樹の部屋を覗いてみると誰もいなかった。

「……」

自室に戻りドアを閉める。
このパターンは初めてじゃなかった。さすがの脳天気な私にも察しがついた。

「優樹、いるんでしょ?」

案の定返事がない。

「優樹ー!」

やはり返事はなかった。ならば奥の手を使おう。

「もーいーかい!?」

『もーいーよー!……あっ!』

……その辺の詰めの甘さはまだまだ子どもだ。
声の源はクローゼットからだった。
クローゼットを開けると中に優樹がいた。

「みーつけた……」

「姉ちゃん……」

「そんなとこでなにしてるの?」

「だ、だから隠れんぼだよ……姉ちゃんを“わっ!”って驚かそうと思って。」

「嘘……ちょっとどいて。」

クローゼットから優樹を出して自分が入ってみた。

(……なるほど)

クローゼットの扉はルーバー状になっていて中から部屋が覗けた。

「そっか……今日が初めてじゃないよね?」

「……」

おそらく私の帰宅を察知して急いでクローゼットに隠れたと思われた。そして着替えを覗くつもりだったんだと思う。

「私の裸を見たいの?」

「……」

「ごまかしても無駄、だって夜中に服を脱がしてたのもそういうことだもんね?」

ばつが悪そうにコクリと頷く。

「てかいつも普通に見てなかったっけ?」

「全然見てないよ!」

「この間までお風呂にも一緒に入ってたじゃん。」

「何年前の話をしてんだよ!」

ついこの間だと思っていた。

「お風呂上がりも私裸でうろついてるじゃん。」

「で、でもタオルは巻いてるから…」

「そうだっけ……でも急になんで?」

「この間…見ちゃって……」

「なにを?」

「ね、姉ちゃんの…裸……」

「え?そうなの?いつ?」

「ほら!ご飯できたよって呼びに行った時に……」

「ああ、あの時……」

「……久々に見て、しかもその時の姉ちゃんが妙に……」

「ん??」

「……なんでもない!」

「それでまた見たくなって夜中にパジャマを脱がせたり今もまたクローゼットから覗こうとしたりしたのね?」

「……ごめんなさい」
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