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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第6章 初めてのドアノック
「うーん……」

優樹をデスクの椅子に座らせて私はベッドに腰をかける。

「……」

すっかりしょげてる優樹が可哀想になってきた。

「言って。」

「え?!」

「コッソリ覗かれたり寝てる間に脱がされるよりマシだから。」

「どういうこと?」

「だから私の裸が見たいときは言ってって言ってるの!」

「え?いいの?!」

「そもそも別に弟に見られるのなんて平気だし最初から見たいなら見せてと言えば良かったんだよ。」

「……う、うん。」

「わかったなら着替えるから出てって。」

「……」

上目遣いで見てくる弟。

「着替えを見たいの?」

コクリと頷く。

「はぁ……」

この時の弟への甘さが後悔する原因となるのだった。
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