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処女なのにアダルトショップでバイトさせられるお話
第9章 初めての代替案
「ちーちゃん、品出しをお願いできる?」

「わかりました。」

納品した商品を時田店長が検品して私が店頭に並べる。まだ外が明るいからか店内にお客さんはいない。

「うわぁ……いやらしい……」

可愛らしいパッケージなのに中の商品はグロテスク。

「まぁここはアダルトショップだからねぇ……」

最近はこれらのグッズがどんな使い方をするのか理解できてきた。

(むしろ知らない方が平常心で仕事できたのに……)

処女の私にはパートナーにこれらを使われる事を考えると恐ろしいなと思った。


「よし、グッズはこれで終わり。あとは書籍とビデオだな。」

このお店は書籍やビデオも取り扱っている。

「店長。」

「ん?」

「男の人はどんな本で興奮するんですか?」

「うーん、それこそ人それぞれだよ。」

「で、ですよねー。えーと…私の知り合いが興奮する…え、エロ本が欲しいって言っててー」

「そのお知り合いにご自分でお探しくださいとお伝えくださいな。」

「え、えーと、こういうお店に来れない事情がありまして……」

(優樹は未成年だもんね……)

「入院でもされてるとか?」

「え、ええ!そんなところです。」

「なるほど。そう言っても好みが解らんからなんともなぁ。いくつくらいの人?」

「10歳です。」

「えっ?」

「あーっ!!いや20歳ですっ!」

「20歳かー。どんなのがいいのかなぁ。」

「わたし解らなくて。」

「これなんかよく売れてるよ?」

ビニールに包まれた本を一冊渡された。

「OL美海のバケーション……」

綺麗な女性が表紙で微笑んでいた。

「特別に開けて見てもいいよ。」

ビニール袋から取り出しパラパラと捲る。綺麗な女性のヌード写真集だった。

「どう?」

「どう?と聞かれましても女の私には何とも……綺麗な女性だとは思いますけど。」

(優樹に合うかなあ……)

「何冊か選んで持って行っていいよ。その人が気に入ったのだけ買ってくれればいいから。」

「ありがとうございます。」


ピロリロリロリロリロ♪ピロリロリロリロリロ♪

来客センサーチャイムが鳴った。

「あ、お客さんだ。ちーちゃん接客よろしく。」
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