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ふたりの娘
第3章 背伸び
「はい、お父さんの海パン!」
「海パン?」
「うん、明日はユイと一緒に海だよw」
いつもの悪戯な笑顔で、結衣子が私に水着を手渡してくれました。時間は夜9時を過ぎ、結衣子も私もお風呂に入り、ベッドでくつろいでいました。
「寒いんじゃない?」
「大丈夫、天気予報で明日は30℃超えるってw」
結衣子は私の手から水着を奪うと、干してあった自分の水着と一緒にソファの上に並べました。そして冷蔵庫から缶ビールとジュースを取り出すと、お菓子とトランプも持って私のベッドに飛び乗りました。
「さあ、トランプしよー!」
いつものパジャマ姿の結衣子が、有無を言わさずトランプをシャッフルしています。私が観念してトランプを手に取ると、結衣子が満面に笑みを浮かべビールを開けてくれました。
「おつまみもあるよ!」
私の好きなスルメの袋を開け、結衣子はそのひとつを口に入れてくれました。そして私のベッドの上で、父と娘は遅くまでトランプに興じることになりました。
朝の8時を過ぎ、私はやっと目を覚ましました。隣のベッドで結衣子もうつ伏せのまま爆睡しています。トランプは結構盛り上がり、ふたりが眠りについたのは3時を回っていました。私は結衣子の銀色の頭を撫でると、声を掛けました。
「ユイちゃん、朝ご飯は?」
「今日はいい…」
「パンケーキはいいの?」
結衣子は目を瞑ったまま、コクンと頷きました。私もまだ眠かったこともあり、そのままベッドに戻り目を瞑りると、いつの間にか眠りに落ちていました。そしてふと気が付くと、私のシーツに結衣子が潜りこんでいました。私はびっくりして、思わず声を上げていました。
「海パン?」
「うん、明日はユイと一緒に海だよw」
いつもの悪戯な笑顔で、結衣子が私に水着を手渡してくれました。時間は夜9時を過ぎ、結衣子も私もお風呂に入り、ベッドでくつろいでいました。
「寒いんじゃない?」
「大丈夫、天気予報で明日は30℃超えるってw」
結衣子は私の手から水着を奪うと、干してあった自分の水着と一緒にソファの上に並べました。そして冷蔵庫から缶ビールとジュースを取り出すと、お菓子とトランプも持って私のベッドに飛び乗りました。
「さあ、トランプしよー!」
いつものパジャマ姿の結衣子が、有無を言わさずトランプをシャッフルしています。私が観念してトランプを手に取ると、結衣子が満面に笑みを浮かべビールを開けてくれました。
「おつまみもあるよ!」
私の好きなスルメの袋を開け、結衣子はそのひとつを口に入れてくれました。そして私のベッドの上で、父と娘は遅くまでトランプに興じることになりました。
朝の8時を過ぎ、私はやっと目を覚ましました。隣のベッドで結衣子もうつ伏せのまま爆睡しています。トランプは結構盛り上がり、ふたりが眠りについたのは3時を回っていました。私は結衣子の銀色の頭を撫でると、声を掛けました。
「ユイちゃん、朝ご飯は?」
「今日はいい…」
「パンケーキはいいの?」
結衣子は目を瞑ったまま、コクンと頷きました。私もまだ眠かったこともあり、そのままベッドに戻り目を瞑りると、いつの間にか眠りに落ちていました。そしてふと気が付くと、私のシーツに結衣子が潜りこんでいました。私はびっくりして、思わず声を上げていました。