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ふたりの娘
第3章 背伸び
「お父さん、びっくりした?」
「ユイちゃん、何してんの?!」
仰向けに眠っていた私の隣りで、結衣子はこちらを向いてぴったり身体を這わせていました。私の鼻先に結衣子のシャンプーと体臭が混じった、甘い匂いが溢れていました。
「一回さあ、お父さんと一緒に寝てみたかったの!」
「…なんで?」
「だって、ユイ…生まれてからお父さんと寝たことないもん…」
真面目に答える結衣子の顔に、私は思わず無言になりました。結衣子は実父を全く知りません。そして私は小さな頃の実娘、瑠依のことを思い出しました。瑠依のあどけない寝姿が頭に浮かぶと、思わず私は結衣子の頭を抱きしめました。すると結衣子はそのまま、しばらくのあいだ目を閉じていました。
「うん、こんな感じなんだ…」
独り言のように声を出すと、結衣子は目を開けました。そして私の手をゆっくり解くと、ベッドを下りました。しかし結衣子は振り返り、またベッドに上ると私の顔を覗き込みました。
「今夜…お父さんと一緒に寝ていい?」
私が頷くと、結衣子はパッと笑顔になりました。そしてベッドから飛び下りると、ソファに置いた私の水着を放り投げてきました。
「さあ、うっみー!行くよー、おっ父さんっ!!」
上機嫌で鼻歌を歌い、結衣子は海を見ながらパジャマを脱ぎ始めました。オーシャンビューでカーテンを開け放した部屋は、明るい南国の光で照らされています。結衣子はパジャマを脱ぎ捨て母の水着を手に持つと、キャラクターの描かれたパンティ一枚の姿で、私の目の前を通り過ぎて行きました。
「お父さんも早く着替えてね!」
バスルームから結衣子の叫ぶ声が聞こえ、私は水着に着替えました。その時、私の下半身はこもった熱を帯びていました。
「ユイちゃん、何してんの?!」
仰向けに眠っていた私の隣りで、結衣子はこちらを向いてぴったり身体を這わせていました。私の鼻先に結衣子のシャンプーと体臭が混じった、甘い匂いが溢れていました。
「一回さあ、お父さんと一緒に寝てみたかったの!」
「…なんで?」
「だって、ユイ…生まれてからお父さんと寝たことないもん…」
真面目に答える結衣子の顔に、私は思わず無言になりました。結衣子は実父を全く知りません。そして私は小さな頃の実娘、瑠依のことを思い出しました。瑠依のあどけない寝姿が頭に浮かぶと、思わず私は結衣子の頭を抱きしめました。すると結衣子はそのまま、しばらくのあいだ目を閉じていました。
「うん、こんな感じなんだ…」
独り言のように声を出すと、結衣子は目を開けました。そして私の手をゆっくり解くと、ベッドを下りました。しかし結衣子は振り返り、またベッドに上ると私の顔を覗き込みました。
「今夜…お父さんと一緒に寝ていい?」
私が頷くと、結衣子はパッと笑顔になりました。そしてベッドから飛び下りると、ソファに置いた私の水着を放り投げてきました。
「さあ、うっみー!行くよー、おっ父さんっ!!」
上機嫌で鼻歌を歌い、結衣子は海を見ながらパジャマを脱ぎ始めました。オーシャンビューでカーテンを開け放した部屋は、明るい南国の光で照らされています。結衣子はパジャマを脱ぎ捨て母の水着を手に持つと、キャラクターの描かれたパンティ一枚の姿で、私の目の前を通り過ぎて行きました。
「お父さんも早く着替えてね!」
バスルームから結衣子の叫ぶ声が聞こえ、私は水着に着替えました。その時、私の下半身はこもった熱を帯びていました。