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ふたりの娘
第4章 裸の父娘
「こんな感じ、どう?」
何枚か撮影した写真を見せると、結衣子は満足した表情でスマホを受け取りました。
「ユイ、だいぶ大人になったよね」
「うん、ユイちゃんは大きくなった!」
「大人になると大きくなるは違うよー!」
少し不満げに口を尖らせ、結衣子は部屋の中に戻って行きました。私は残ったハイボールを飲み干し、持ち出した寝椅子を元に戻そうとしました。
結衣子もそれに気づき、手伝ってくれました。私は結衣子のパジャマの下で揺れている胸の膨らみを、気づかぬようにしていました。
「さあ、寝ようか?」
「うん…一緒に寝ていい?」
昨夜の約束を結衣子はしっかり憶えていました。私が頷くと結衣子は嬉しそうに、先にベッドに飛び乗りました。そしてその手にはお菓子とジュースが握られていました。
「あ、リモコン忘れた!」
背中を向けて枕を積み上げながら、結衣子が私に振り返りました。パジャマの裾がはだけ、結衣子愛用のキャラクターのパンツが覗いていました。
「ユイちゃん、パンツ見えてるよ!」
結衣子の無邪気さと色気に私は翻弄されていました。結衣子はさらにパジャマをめくって見せると、ピンクのパンツを曝け出しました。
「キティパンツ、色違い!w」
「コラっ!ダメだよ!!」
ふざけて怒った振りをすると、結衣子は素早くシーツに潜り込みました。私が呆れ顔でリモコンを渡すと、やっと顔を出しました。