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ふたりの娘
第1章 プロローグ
思春期になった娘は父を避けると世間では言われます。まして私は継父ですから、結衣子に避けられることは覚悟していました。しかし結衣子は私より実母に対して反発することが多くなりました。私には小学生のころと変わりない、父に甘える素直な娘でありました。逆に私の方が結衣子に対し、少しギクシャクすることがありました。

初めて出会った10歳のころ、結衣子は背の高いやせっぽちな日に焼けた真っ黒な女の子でした。地域のサッカーチームに入り、男の子に混じってレギュラーで頑張っていました。そして私と仲良くなったのはサッカーのおかげでした。ボールを蹴って遊んだり、ふたりでワールドカップの予選をテレビで観たり、ときには地元のJリーグの観戦も行きました。男の子のようにさっぱりして、取っ組み合いで力比べをすることもありました。

しかし中学に入りサッカーは男の子に敵わなくなり、陸上競技に転向しました。それと同時に女の子らしい体型に変化していました。クラブ活動で日焼けして真っ黒なのは変わりませんが、お尻や胸は少しずつ大きく膨らみ見せていました。それでも変わらず私に身体ごと甘えてくる結衣子に、私がドギマギすることが増えていました。いちど妻にそれとなく相談したのですが、親子なのに何でだめなの?と逆に一蹴されました。

確かに妻の言うとおりなのかもしれません。実娘の瑠依とも半年に1度は会いますが、もちろん小学生なので当たり前ですが、彼女も身体で甘えてきます。瑠依は小さいころから女の子らしい外見で、小学生で胸も膨らんでいます。しかし決して私が困惑することはありません。ですが結衣子にはその仕草やチラリと見える身体の線に、私は妻の痴態を頭に浮かべることがありました。

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