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ふたりの娘
第1章 プロローグ
「ユイちゃんはお腹減ってる?」
「アイス食べたからまだ大丈夫!」
「じゃあこのままホテルまで行くよ」
結衣子が頷き、私は車を走らせ続けました。南国の明るい光が、助手席の結衣子を照らしていました。
「それじゃ、お菓子お菓子…」
「ご飯食べられなくなるよ」
「別腹だから、大丈夫だって!」
無邪気に返事をしながら後部座席に置いたバッグを取ろうと、結衣子は上半身を後ろに向けました。私は運転中で危ないと思い、車を路肩に寄せて停まりました。結衣子は素直に車が停まるのを笑顔で待っていました。
「ありがと、お父さん!」
そう言うと結衣子はシートベルトを外し、背もたれを倒しました。そして後ろ向きになると、後部座席のバッグの中身を漁り始めました。中腰になった結衣子のスカートがめくれ、太腿からお尻が見えていました。キャラクターが描かれた白いパンツから、結衣子の締まったお尻の肉がはみ出していました。私は思わず目を逸らしました。
「おっと、パンチラしちゃったw」
私の困惑をよそに、結衣子はあっけらかんと前を向きました。その手にはグミが握られていました。
「お父さんも食べる?」
いつもの笑顔で結衣子がグミを手に取りました。私は動揺を隠すように頷くと、結衣子が私の口にグミを入れてくれました。
「イエーイ、海へゴー!」
シートを元に戻しベルトを着けると、結衣子がはしゃいだ声を上げました。私が車を走らせると、結衣子はイヤホンで音楽を聞き始めました。
「なに聞いてるの?」
「うん、お父さんも聞く?」
結衣子はスマホを操作すると車のステレオにつなぎました。私にとっては懐かしい、青春時代のヒット曲が流れました。
「小さいころ、お父さんの車でよく聞いたよ」
「憶えてたんだ?」
「うん、ユイもこの曲大好き!」
そう言うと結衣子はグミを取り出すと、私の目の前に差し出しました。私が口を開くと結衣子の指先が私の唇に触れました。
「このグミ、美味しいよね!」
結衣子は無邪気にもうひとつグミを取り出すと、自分の口に入れました。そして指先をぺろりと舐めると、私の顔を笑顔で見ました。
「レッツ、ゴー!」
はしゃぐ娘と微笑む父を乗せた車は、沖縄の海岸線を走り続けていました。
「アイス食べたからまだ大丈夫!」
「じゃあこのままホテルまで行くよ」
結衣子が頷き、私は車を走らせ続けました。南国の明るい光が、助手席の結衣子を照らしていました。
「それじゃ、お菓子お菓子…」
「ご飯食べられなくなるよ」
「別腹だから、大丈夫だって!」
無邪気に返事をしながら後部座席に置いたバッグを取ろうと、結衣子は上半身を後ろに向けました。私は運転中で危ないと思い、車を路肩に寄せて停まりました。結衣子は素直に車が停まるのを笑顔で待っていました。
「ありがと、お父さん!」
そう言うと結衣子はシートベルトを外し、背もたれを倒しました。そして後ろ向きになると、後部座席のバッグの中身を漁り始めました。中腰になった結衣子のスカートがめくれ、太腿からお尻が見えていました。キャラクターが描かれた白いパンツから、結衣子の締まったお尻の肉がはみ出していました。私は思わず目を逸らしました。
「おっと、パンチラしちゃったw」
私の困惑をよそに、結衣子はあっけらかんと前を向きました。その手にはグミが握られていました。
「お父さんも食べる?」
いつもの笑顔で結衣子がグミを手に取りました。私は動揺を隠すように頷くと、結衣子が私の口にグミを入れてくれました。
「イエーイ、海へゴー!」
シートを元に戻しベルトを着けると、結衣子がはしゃいだ声を上げました。私が車を走らせると、結衣子はイヤホンで音楽を聞き始めました。
「なに聞いてるの?」
「うん、お父さんも聞く?」
結衣子はスマホを操作すると車のステレオにつなぎました。私にとっては懐かしい、青春時代のヒット曲が流れました。
「小さいころ、お父さんの車でよく聞いたよ」
「憶えてたんだ?」
「うん、ユイもこの曲大好き!」
そう言うと結衣子はグミを取り出すと、私の目の前に差し出しました。私が口を開くと結衣子の指先が私の唇に触れました。
「このグミ、美味しいよね!」
結衣子は無邪気にもうひとつグミを取り出すと、自分の口に入れました。そして指先をぺろりと舐めると、私の顔を笑顔で見ました。
「レッツ、ゴー!」
はしゃぐ娘と微笑む父を乗せた車は、沖縄の海岸線を走り続けていました。