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続 ある主婦のクリスマスイブ…
第1章 日曜日はクリスマスイブ…
 2

 それがより強い快感を生む、生んでくるのを知ったから…
 その祐輔くんとの不倫という背徳感に心がジリジリと刺激されて、より震え…
 より濡れて…
 それがまた堪らない快感を生んでくるのだ。

『ママ、なんだか最近は急に萌えてくるなぁ』
 
『ええ、きっと熟女になってきたのよ…
 最近疼いて仕方ないのよ…
 イヤなの?…』

『いや、そんなことないさ…
 なんか昔に、若い頃に還った感じがするよ』
 と、夫婦仲の相乗効果にも繫がっていたのである。


「もぉ、仕事に集中できないから、ダメよ、ガマンしてね…」

「ふぁぁい、ガマンしますぅ」
 本当に可愛くて堪らない。

 そして午後2時…

「じゃあ、お先にぃ」

「お疲れさまでしたぁ」
 と、二人で仕事を終え、更衣室に…

「あんっ、ゆ、祐輔くん、ちょっとぉ」
 更衣室のドアを閉めた瞬間に、後ろからわたしを抱き締めてきたのだ。

「ふうぅ、ガマンできないっす」

「あ、だ、ダメよ、誰か来ちゃうから」

「いや、カギ閉めたっす」

「あん、や、あぁん、そういうことじゃなくってぇ…」
 後ろから抱き締め、胸をまさぐり、もう片手はお尻から、ストッキング脚へと撫でてくる。

「ね、ねぇ、ほ、ほらぁ、部屋で…
 部屋で、ゆっくりとさぁ…」

「あ、うん、は、はい…」
 だが、空返事で、手の動きは止まらない…

「あぁん、ほ、ほらぁ…
 部屋でぇ、たっぷりしてあげるからさぁ…」
 これ以上は危険であった。

 最近の逢瀬により昂ぶりを知ってしまっているカラダの疼きが蘇ってしまい、わたしの理性も抑え切れない…

「そ、そうっすよね」
 ようやく祐輔くんの動きが止まる。

「ね、急いで帰りましょうね」

 このファミレスから彼のアパートは3駅、そしてわたしの自宅は反対側に4駅離れている…
 知人に会わない様にと敢えて離れたファミレスを選んだのだ。

「ねぇ、駅前のあのお店にさぁ、ケーキとチキン頼んであるから寄ってきてね」

「え、あ、悠里さんは?」

「わたしは…先に部屋で、着替えて待ってるわ…」
 と、ウインクをする。

 そう…

 ミニスカサンタスーツに、白いストッキング姿のコスプレに着替えるんだ。





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