この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ある女課長のクリスマスイブ…
第1章 クリスマスイブは日曜日…
 5

「課長ぉ…
 悠里課長、駅前に着きましたよ」
 その声と同時に彼の手が退いた。

「あ…う、うん…」
 そしてわたしは、彼の手の熱さに気付いてからずっと…

 ドキドキドキドキ…
 と、寝たフリを決めていた。

 彼の熱さに手を退けられなかったのだ…

「あ、うん、ごめん…
 じゃ、これタクシーチケットね…」

「あ、いいんすか」
 
「うん、大丈夫…
 明日は10時からでいいわよね」
 
「はい…
 明日もすいませんけどよろしくお願いします…
 おやすみなさい…」
 と、祐輔くんは何事も無かったかの様に、そして仕事のミスと、明日、明後日の休日出勤の謝罪の言葉を述べてきた。

「うん、いい、また、明日ね…
 おやすみなさい…」
 そしてタクシーは静かに走り去っていく。

「ふうぅ…」
 わたしはなんとなくため息を漏らしてしまう。
 
 そして重なっていた手の熱さが心を揺らがせる…



/16ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ