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無能淫魔とサディスト男
第6章 喋る道具と残酷無慈悲なご主人様達(R18・R18G)



「性奴隷淫魔を購入して、途中で廃棄する場合、何か特別な手続きが必要でしょうか?性奴隷は壊れるまで利活用した経験しかないので、教えていただきたいのです。」


その直後、何事も無かったのように、平然とした顔でクルーエルはファンピーに、性奴隷淫魔の途中処分方法を尋ねたのだった。


「特にございません。一般的な粗大ゴミとして捨てていただければよろしいかと思います。」


「山林や空き地、海岸等に捨てる行為も含まれますか?」


「全く問題有りません。じきにメビウスストリップ専用の優秀なトラックが回収に来ますのでご心配無く。」


「そうですか....では購入しても問題は無さそうですね。」


そう言うと、クルーエルは財布からキャッシュカードを取り出したのだ。


「....も、もしや、ご購入でしょうか?」


「そうですが。何か?」


「いえ、その...返品が出来ない商品となっておりますが、本当によろしいでしょうか?」


「おやおやファンピー。私は貴方の長期的な視点に少なからず感銘を受け、反省したのです。一瞥で無価値な物と判断するのは良くない、とね。ですから購入に至ったわけですが....何か問題でも有りましたか?」


“何も問題などある筈が無いだろう?”という強い圧を、目を細めてニコニコと微笑むクルーエルから感じ取ったファンピーは、「いいえ、何も。」と答えるしかなかったのだった。



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