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無能淫魔とサディスト男
第6章 喋る道具と残酷無慈悲なご主人様達(R18・R18G)





「アッ!アァッ!ンアッ゛、ア゛アッ!」

ロゼッタの濁った喘ぎ声が室内に鳴り響く。
彼女の肉壺を隅から隅までくまなく犯すのは、ご主人様であるクルーエルだった。


夜が深まった、深夜1時過ぎ。
執事の1人であるジャクソンから伝言を受けたのが事の始まりである。


「クルーエル様が直ちにS &Mルームに来いとの事です。」


ジャクソンから告げられたその一言に、ロゼッタは顔色が真っ青になった。

1度行ったことがあるその部屋で受けた酷い扱いを思い出したからだ。

これから自分を何をされるのか、どのような仕打ちを受けるのか、容易に想像出来てしまい、伝言を受けた瞬間、身体が鉛のように固まってしまった。


「クルーエル様は大変機嫌が悪いです。早く行かれた方が賢明かと。」


中々動こうとしないロゼッタに対し、ジャクソンが付け加えてそう言うと、ロゼッタは弱々しく「かしこまりました。」と返答し、メイド部屋に戻った。
ネグリジェを脱いで、黒いレースのランジェリーのみを着用すると、螺旋階段を登り、血のように赤く染まった扉の前に立つ。
お洒落なドアプレートにはS &Mと書かれており、緊張した面持ちでロゼッタは軽くノックを2回する。


「入れ。」というクルーエルの苛立ちが混じったような声に、ロゼッタは既に引き返したい衝動に襲われたが、静かに部屋と入っていく。


8体のSM拘束椅子がズラリと並び、中央は黒革ソファー、円形のネストテーブル、液晶テレビ等の休憩スペースが設けられ、奥には手錠足枷付きの調教用キングサイズベッド、鏡張りのバスルームが続いている。
玄関がないだけで、中身はまるでSMに特化したラブホテルの一室だ。
赤と黒で統一され、天井から赤いLED電球が付けられたシーリングライトが室内全体を真紅の光で照らしていた。


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