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無能淫魔とサディスト男
第6章 喋る道具と残酷無慈悲なご主人様達(R18・R18G)



「快楽とは苦痛を水で薄めたようなものですよ。」


実に穏やかな、赤子を諭すようなクルーエルの声に、ロゼッタは全身の鳥肌が立った。


「いやぁあああああああああ!」


直後、バチン!!という破裂音に似た音と共に、ロゼッタのお尻に強烈な痛みが走り、彼女は絶叫を上げる。
S &Mルームの黒い壁に飾られ、魔法が施された男の肖像画がククっと笑った。
その肖像画の正体は、サディストの語源であり、フランス革命期を生きた貴族で小説家のマルキ・ド・サドだ。
クルーエルがロゼッタに放った言葉は、マルキ・ド・サドの格言集の1つなのである。

鞭の痛みに耐え抜く事に必死になっている彼女は、その事実に恐らく気付く事は決してないだろう。


「アァ、ヒィイ!、ひぃぐ!アァ!アァッ゛、アァ゛、ン゛ァ、あぁん゛あぁ゛、イヤァあ゛ぁあんぅ」



鞭を叩かれた衝撃で、ビクンビクンと跳ね上がってしまう身体。
それ故に、木馬の三角柱の角と陰部に生じてしまう摩擦や体重がかかる事によって生じる三角柱のめり込みや責め苦。
鞭を身体に受けた衝撃で、膣内を締め付けてしまい、彼女1人では抜く事も溶かすことも出来なくなった氷柱。

ただの苦痛でしかなかったそれら全てがじわじわと快感へと変わっていく。

異物挿入によって直腸越し膣側の奥にある子宮が、
木馬に跨り、摩擦が生じる事で陰核が、
そして鞭打たれる事によって膣内全体が刺激され、痛みと共に強烈な快感を徐々に生み出しているのだった。

悲鳴や絶叫は甘ったるい嬌声へ
擦れた陰部からは愛液が垂れ、氷柱をギュッと膣内で締め付ける。


まるで、マルキ・ド・サドの名言を肯定するかのように。

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