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無能淫魔とサディスト男
第3章 そして新たな関係へ



如月 蓮視点


”........ヤッちまった...豚箱行きだ...。“


翌日の祝日、正午過ぎ。
仰向けで寝ていた蓮は見慣れた天井のシミが視界に映った瞬間、理性を失った自分の愚行に並々ならぬ後悔を抱き、両手で自らの顔を覆った。

“見ず知らずの女を拘束し玩具で徹底的に拷問後、朝まで抜かずの14発...。ゴムすら付けてやれなかった。
いくら気分が最悪で酩酊していたとはいえ、強姦はマズイだろう....。“


隣で寝息を立てているロゼッタに蓮はチラリと視線を移すと思わず目を見開いた。幻覚かと思っていた角や羽、尻尾が、横向きで気持ち良さげに寝ている彼女に依然生えたままだったのだ。


“昨日は手の込んだコスプレ衣装かと思ってたが、この角の硬質感はコスプレじゃ土台無理だろうな。時間差で光沢が付くコスプレ衣装なんてのも無いだろうし、そもそも施錠された室内に侵入の痕跡を残さず入れる事がおかしいんだが....。とすると俄かに信じ難いが、本当にコイツ、サキュバスなのか?マジかよ”


ロゼッタが起きないように慎重に2本の角の感触を確認しながら、そんな事を思っていると、「ンッ」と声を上げて彼女が覚醒する。


“ヤベエ、強姦魔だと叫ばれる。まあ実際そうなんだが、ここで彼女を錯乱させては駄目だ。
ひとまず謝罪だ。”


「その...怖い思いをさせて悪かった。身体の自由を奪って性暴力を振るっちまって....。
人として最低な事をやった自覚はある。謝って済む問題じゃねえのは分かっているが、本当....すまなかった。身体大丈夫か?」


「..............。」



「...お、おい、大丈夫か?」


バツが悪そうに謝罪をした蓮だったが、ロゼッタは寝ぼけているのか両眼の焦点が合っておらず、暫く宙を見ていた。


「.....................!!!あ、あの、おはよう、ございます....。昨夜は色々ご迷惑をかけてしまい、本当すみませんでした。」


「..........はぁ?」


ロゼッタの寝ぼけ眼が完全に蓮の姿を視界に捉えた瞬間、なんと彼女は頓珍漢な謝罪をしてきたのだった。


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