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無能淫魔とサディスト男
第4章 やはり彼女はズレている
「......................。なるほど、じゃあお前の意思でやってたわけじゃないんだな?」
「は、はい。勿論です。」
「お前はどうしたいんだ?」
「どうしても我慢出来なくなった時は着たいなぁと。」
「じゃあ服は常に着てろ。その常軌を逸した変態の意見は今後一切参考にするな。」
「は、はい。」
「3点目、お前今日朝と昼、飯抜いただろう?止めろ。どっちかちゃんと食え。」
「す、すみません。でも良く分かりましたね?私何も言ってないのに。」
「お前の働きぶりとお前の居た世界の常識から察したんだよ。ここは法とモラルに縛られた人間界だ。朝と昼、どっちかはちゃんと食え。」
「は、はい....。す、すみません一つお聞きしたい事があるんですけど。」
「何だ?」
「今日の朝、一万円札をテーブルに忘れませんでしたか?お渡ししようかと思って。」
「..........忘れ物じゃねえよ。今日の仕事の予算だ。朝時間無くて適当に置いたんだよ。」
「あ....そうなんですね、えっと....貰ってもいいですか?」
「受け取れよ。お前ただ働きになるぞ?」
「!あ、そっか。す、すいません敬語取れちゃって。」
「あーいい。敬語も外せって言いたかったんだよ、丁度良かった、そのまま喋れ。様も要らねえ。最後4つ目、部屋の隅で寝るな、ベッドを使え。お前は召使いでも奴隷でもねえ、労働者だ。俺は劣悪な環境下でお前に労働を強いる気は無い。」
「でもベッドが狭くなってしまいますし....」
「そんなの元から想定済みに決まってんだろ?いいからベッドで寝ろ。お陰で早朝、俺が嫌な思いしたんだよ、止めろ。」
「は、はい。ありがとうございます。」