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無能淫魔とサディスト男
第4章 やはり彼女はズレている
「....................疲れたな、もう俺は風呂入って寝る。お前も早く休めよ。」
「ハ、ハイ。明日からも頑張ります!」
「もう年末だ、休め。俺も明日から休み取ったし。正月過ぎまでお休みでいいだろう?」
「........へ...?いいんですか?」
「いいいい、休め。後分かんねえ事は色々、教えてやる。俺に聞いた方が早いだろう。じゃあ俺は風呂に入るからな。」
「はい...行ってらっしゃいませ....。」
”コイツ、敬語全然取れねえな....。
クソ、変な話聞きすぎて頭痛えし....。
まあ伝えたい事は一通り伝えられたからいいが、予想以上にあの女、ズレてやがった....
こりゃ色々教えねえと....。
想像以上というか、最早虐待を受けた子供と会話したような気分になった蓮だったが、彼の脳内に思い浮かんだのは、道徳観や自尊心の教育だ。
それは彼の中で使命感のように湧き上がったのである。