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無能淫魔とサディスト男
第5章 淫らなおねだりと物騒な約束事




“駄目、あの匂い嗅いでると凄くムラムラしてくる。
私、どうしちゃったんだろう。
あれは何?蓮様のフェロモン?
私、異性から発するフェロモンに惑わされる事なんて1度もなかったのに...。
だって魔力不足の時は、相手の匂いよりもいつも自分の身体から発するフェロモンの方がキツかったから。
こんな事初めて...どうしよう”


グルグルと脳内に思考が巡る。
だがここは異世界である人間界。故郷である魔界でないから、当然答えは“分からない”ままだ。


....とりあえずお風呂に入ろう....。蓮様に入るって言っちゃったし。


彼女も馬鹿ではないので、すぐさまその結論に至ると、そそくさとリビングルームへと戻り、大分気まずい思いをしながら再び洗面所へと戻った。
先程慌てて洗面所に駆け込んだ為、着替え等を持ってくるのを忘れてしまったのだ。
声を掛けられる事はなかったが、下を向いていてもロゼッタは蓮からの視線をバチバチに感じた。それはもう怖いぐらいに。明らかに不審に思われている事は確実だった。


リュックと寝巻きを床に置く。
リュックには化粧水や乳液、下着の生活必需品が綺麗に分けて収納されていた。
彼女はクローゼットやシェルフ等に私物や衣類を殆ど置かない。詰められる物はリュックに詰めている。
だから洗面所も歯磨きとコップのみだ。
理由は“申し訳ないから”。
無論、蓮が使用を禁止した訳ではない。
むしろ「好きに使え。」と勧めているのに、彼女は頑なに使いたがらない。詳しい理由は長くなる為割愛させていただくが、一言で言うならばそれは全て彼女が育ってきた環境が原因なのだ。


ゆっくりと湯船に肩まで浸かり、体を芯からあっためた後、蓮と一緒のボディーソープやシャンプーを使って身体や髪を洗う。




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