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無能淫魔とサディスト男
第5章 淫らなおねだりと物騒な約束事


サキュバスの魔力の根源及びエネルギー源が精液である事。
サキュバスには精液を魔力に変換する特殊な器官が存在しており、セックス、フェラオチ等の性的行為によって、魔力を体内で生成している事。
精液無しには生きていけず、枯渇してしまうと最終的に死に至る事。
餓死の初期SOSとして、サキュバスの身体から不特定多数に香水のようなフェロモンが放たれてしまう事。
今日蓮様に黙って外出しようとしていた理由は、エネルギー源となる精液を外で確保する為。蓮様に報告しなかったのは、睡魔に襲われていた蓮様には何のメリットも無いし、ただ手間と時間を取らせて不快にさせてしまうだけだと思ったから。外に行って売春を行えば、例え客の質が悪くても需要と供給が成り立つと経験上分かっている為、外に行くのが正解だと思ったから。


それら全てをロゼッタは何でもない事のように話したのだった。


「....もっと早く言え。死活問題だろう。」


ロゼッタの話を横で全て聞き終えた蓮は開口一番、ロゼッタにそう告げた。
彼女の話を聞き、複雑な気持ちになってしまった彼は、つい口調がキツめになってしまったが、彼にしては言葉を選んだつもりだったのである。


「....すみません。本来なら、蓮様に心配をかけるまでもなく、スムーズなエネルギー源確保を行うべきだったんです。私が不出来なばかりに、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした。」


「違う。そうじゃねえよ。」


「....え?」


「スムーズなエネルギー源の確保ができようができまいが、その行為以前の問題、お前は俺にまず相談をキッチリしろって言ってんだよ。何故か分かるか?」


「......す、すみません。よく分かりません。」


「もしお前が円滑なエネルギー源の確保が出来たとしても、何かトラブルがあった際、雇用主が把握してなきゃ、適切な対応が出来ないだろう?」


「そう...なんでしょうか?」



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