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無能淫魔とサディスト男
第5章 淫らなおねだりと物騒な約束事


“ん?蓮様のカウパー液、なんか、美味しい。ザラメみたいな味がする...魔力不足の時は味覚も一時的に変わるみたいだけど、カウパー液からこんな、甘かったっけ?“


本来カウパー液とは尿と汗で出来ている為、しょぱいのだ。決して甘味を感じる事はない。
円滑な魔力補給の為に、一時的に彼女の舌が精子やカウパー液に触れると、彼女の好物に似た味に変換しているだけなのだ。

カウパー液から既に美味しいと感じてしまった事に一瞬気をとらせそうになったが、すぐさまロゼッタは意識をフェラオチへと集中させると、先から根元まで唾液でヌルヌルになった蓮のペニスを口全体に含み、軽く吸い上げる。


最初は麺を啜るように軽く、その後は蓮の反応を見ながら吸い付く動きを調整するのだ。


吸引力を強めたり、吸い付きながら舌をペニスの裏側に這わせてしているうちに、徐々に蓮の息が荒くなり、体全体が力み始めた。フィニッシュが近いのだ。

ロゼッタは吸い付きながら、蓮のペニスの根本部分を刺激する手の動きを加速させていく。

ロゼッタの唾液塗れになった口元。
ジュルジュルっという艶っぽくいやらしい音。

視覚的、聴覚的にも興奮し、何よりもロゼッタの見事なフェラテクに堕ちてしまった蓮は、強烈な射精感に誘われて果てたのだった。

勢いよく尿道から放たれた蓮の精液をロゼッタは口内で受け止める。


生臭い匂いと苦い味がする筈なのに、魔力不足によって嗅覚までもが麻痺してしまったのか、ロゼッタの鼻腔をバニラのような良い香りが漂った。


“よ、良かった。
蓮様、ちゃんと気持ちよくなってくれた。
早く飲みたい。甘い香りがする“


蓮の精液を全て受け止め終えたロゼッタは、口腔内に留めておいた蓮の白濁液を見せびらかすように大きく口を開けた。


“貴方様の精液を飲んでもよろしいですか?”という最終確認である。



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