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無能淫魔とサディスト男
第5章 淫らなおねだりと物騒な約束事

「!!!!アッ、ダメえぇ!!イく、ア゛、ア゛、あぁ゛、アッ゛!!!」
完全にロゼッタの足がガニ股となった瞬間、その機会を狙っていたかの如く、蓮の指が激しく動き始めた。自由が効くようになった彼の指は上下ではなく、膣にペニスを抜き差しするように前後に高速に動かしていく。だが皮肉な事に、そこは膣ではなく陰核なのだ。
「アァ!゛アッ゛!アッ゛、ああっ゛!」
既にロゼッタの身体は充分反り返っていた。足はガニ股、膝は完全に曲げてしまっている。
ガクガクと身体が震えてしまい、嬌声が止まらない。いくつもの性玩具を取り付けられ、刺激を与えられているかのような体の震え方だった。
「顔を上げろ。」
今まで声を発する事なく黙々とクリ責めを行っていた蓮の声が頭上から降ってきた。
威圧感たっぷりの低い声だった。
ロゼッタはパッと顔を上げる。足を大股に開いてベッドに腰掛ける蓮の視線は、彼女の目線よりもやや下にあった。
蔑むような冷たい視線とロゼッタの視線が交錯する。
「そのまま、逸らすなよ。」
そう蓮が言い放つと、真一文字だった口元を緩ませた。
「アァ゛!」
ロゼッタの小陰茎に強烈な刺激が走った。蓮の中指がショーツ越しのロゼッタの敏感なクリトリスを強く押し潰したのだ。
「あッ゛ハァ、あ゛、ハッ、ア゛っ!」
グッ、グッ、グッと中指の腹で容赦無くロゼッタのクリトリスを蓮は突き上げ、その突き上げに合わせて、フィニッシュに近い彼女の口からよがり声が漏れ出てしまう。
そして”目線は逸らすな“と言われている為、視線は外せず、だらしない顔を蓮に晒してしまっているのだ。
蓮の指の動きに合わせて、階段を駆け上がるようにロゼッタの羞恥心と被虐性欲は高まっていった。
再び蓮と視線が絡んだ。
獲物を虎視眈々と狙う肉食獣のような視線だった。
その蓮の視線が三日月の形に細められたのと、グリっと一際強く中指でロゼッタの陰核が押し潰された瞬間はほぼ同時だった。
その刹那、ロゼッタの被虐性欲と羞恥心は最高潮に達してしまったのである。

