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無能淫魔とサディスト男
第2章 理性崩壊、本能と快楽調教
彼が悪巧みを思い付いたのは誰が見ても明白で、その様子に不安を感じていたロゼッタだったが、再び戻ってきた彼は大人の玩具達を枕元に置き、徐に口を開いた。
「あぁ、これは様子見だ。念の為のな。」
ニヤッと蓮は笑いながら、玩具の1つである乳首ローターを手にすると、ウォーターシリコン製の吸盤に適量のローションを垂らしていく。
「様子見...?な、何の?」
「得体の知れない奴に素手で触っていいのか、コイツ(玩具)で確認するんだよ。お前、“サキュバス”なんだろう?」
蓮はわざとらしくサキュバスという単語を強調し、最後は鼻で笑う。その様子から彼女を夢魔であるとは微塵も思ってもいない事が窺える。
「貴方の言う通り、直に触れれば人間の心身に失調を来たす淫魔も居る。でも私は....そういう事が出来ない淫魔だから、確認は不要だと思う。」
嘲笑され、何も信じてもらえない状況にロゼッタは傷ついていたが、一応自分が無害であることを蓮に伝えてみた。
「ご親切に説明をどうもと言いたい所だが、論より証拠だ。肉眼で見るのが1番手っ取り早いんだよ。」
「アッ!」
柔らかい2つの乳首カップを両方の乳房に貼り付けられ、空気を抜く為にローターが取り付けられた中央部分をグッと押される。
「!ヤ、ヤダ、下はヤダ。」
「おい動くな。やりづれえ。」
円形の乳首用カップとは違い、小さめで卵形に近い吸盤カップはクリトリス用だ。嫌だ嫌だとロゼッタは身を捩るが、ベッド拘束具と足枷によって強制的にM字開脚となったロゼッタは両足を閉じる事が出来ない。
「ハッ、穴空いてんのかこれ。余計な手間が省けて助かるぜ、変態女。」
「ッ、あぁん」
布面積が少なすぎるオープンクロッチの黒のセクシーショーツは、下着の意味をなしていない。ロゼッタの意思に反して既に濡れている秘部やクリトリスが丸見えなのだ。
蓮は無駄な抵抗を続ける彼女を無視すると、先程と同様の手順でローター付きの吸盤カップを貼り付けていく。カップの中央部分が丁度彼女の敏感なクリトリスに当たるように。
そして最後は白いコードに繋がれたリモコンを押すのだ。