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無能淫魔とサディスト男
第5章 淫らなおねだりと物騒な約束事
「俺以外に抱かれるなよ、ロゼッタ。」
ロゼッタの上に覆い被さって腰を振り続けていた蓮が急に彼女に命令してきたのだ。
ややピストン運動の速度を落とすと、彼はロゼッタの返答を待ったのである。
「だ、大丈夫、です。そ、それは、さっきの、アッ゛、3つの、制約にも、入って、ます、ので。」
「ちゃんと守れるのか?俺は不安だ。」
「ま、守れます。れ、蓮様との、セックスが、大好き、だからぁ゛」
「嬉しい事を言うじゃねえか、ロゼッタ。
だが、そう言って破ったら締め殺すぞ?
分かったか?」
猫撫で声から絶対零度の口調に変わった蓮の声が鼓膜に伝わり、ロゼッタはゾッとするような悪寒を感じながらも、快感でギュッと膣内を締め付けてしまった。
「アッ゛、あああああああああああああ」
そして彼女の最奥を突いていた、凶器と化した赤黒い凶暴な蓮の機関銃から、白濁液が勢いよく放たれたのである。
悪魔という特殊な身体とはいえ、肉壺に味蕾は存在していない。
だから美味しいと感じる事は無いのだが、脳内麻薬であるドーパミンの過剰分泌が普段の2倍のスピードで引き起こされるのだ。
つまり、ただでさえ敏感なロゼッタの感度が更に2倍増しになってしまうのだった。