この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第3章 人質+1
男は銃の長い銃身を使い、肩まで伸びた髪を耳に掻きあげる。ゆっくりと右側から始めて、耳を覗きこむ。魔の手は左耳にも迫る。首を傾けて左耳を隠そうとしたが、銃身で顎を上げられ、抑圧された状況下では、従順になり、銃の力に屈した。左頬に銃が添えられ、頭の動きを強要された。私は左耳を男が覗きやすいように向けるしかなかった。

「やはり…」
男は指を伸ばして、小型イヤホンを左耳から出していた。その声は冷静だった。男はそのイヤホンを黒い上着の胸ポケットに入れた。

「あなたの身と同じだ…消すには惜しい…」
と勝ち誇った笑みを浮かべていた。

椅子の背後から粘着テープを伸ばす音が聞こえた。

「やっ、何をするの!」
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ