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人質交換を託された女
第17章 セカンドカウンセリング
あの時は幾重にも重なる縄の拘束のように、罪悪感や無力感、強制的な性交に追い詰められていた。早く終わって欲しかった。だからこそ望まない絶頂を迎えてしまった時は心がズタズタにされた気分になった。
だが今は早く終わって欲しくなかった。肌と肌が触れ合い、肉体を寄せ合い、互いの強い繋がりに心を通わせ、魔法にかかったように私は彼の手を握って、離せないでいた。
押し寄せて、肉体の奥深くから広げる刺激に、私は体を強張らせて、体は本能的な深い繋がりを求めて腰が浮いていく。
「ン…ン…ン…」と声を押し殺すように、全身の力が抜け、肉体内部に熱い波が広がるのを、体をソファに埋めて受け止めていた。
だが今は早く終わって欲しくなかった。肌と肌が触れ合い、肉体を寄せ合い、互いの強い繋がりに心を通わせ、魔法にかかったように私は彼の手を握って、離せないでいた。
押し寄せて、肉体の奥深くから広げる刺激に、私は体を強張らせて、体は本能的な深い繋がりを求めて腰が浮いていく。
「ン…ン…ン…」と声を押し殺すように、全身の力が抜け、肉体内部に熱い波が広がるのを、体をソファに埋めて受け止めていた。