パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 セカンドカウンセリング

夢の中にいるような、ぼんやりとした気分だった。後味の悪さはなかった。気持ちが晴れ、罪悪感もなかった。硬直した男性の塊を、女の感受性の豊かさで包み込んでいる感覚だった。柔らかく解れた女の壁を熔かし、彼の温もりで肉体の芯から温められているようだった。全身を貫かれる深い繋がりに、幸福感にも似た痺れに包まれていた。

彼の勢いは止まらず、手が私の胸をそっと揉み、心を鷲掴みにされた気持ちになる。そのままキャミソールに手を掛け、腕を取られ、操られ、上半身の服が全て奪われていく。続いて口に貼られた粘着テープもゆっくりと剥ぎ取られていく。

「ァ…ンンッ…」

ようやく口を開けて発した音は、彼と体を密着して、繋がれたままの反応を示す悶える音だった。