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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第6章 2024年1月17日から1月19日
今夜のえっちはありかと…、
隣に座って居る彼が尋ねて来て。
この…体力とか
バイタリティみたいな…
若さに…溢れてる港斗君に。
えっちは今夜は無しですよって、
選択肢がない様な気がするんだけど。
こんな風に…、声に出して
許可を求められてしまったら。
「あ、…ありだ…と…
思い…ま…す…よ?」
そう…ぎこちない返事を
返してしまって居たのだけど。
『何なんですか…それ?
あ、そろそろお湯張り出来ますよね』
空になった
マグカップを手に
彼がマットレスから立ち上がると。
こっちに手を差し出して来るから。
自分が飲んでいた方の、
お揃いのペアのマグカップを
彼の方に巴が差し出す。
これは…多分、
お湯張りがもう出来るから。
着替え取りに行っておいでって
そう言う感じの意味なんだろうけど。
『これは僕が洗って置きますから』
「うん、あ…、ありがとう…」
こっちが自分の部屋に、
下着とパジャマとタオルを
取りに行って戻って来ると。
丁度キッチンで洗い物を
していた彼も終わったみたいで。
彼は…週末と水曜日に
泊りに来るから。
泊りに来た時に使う用の
お揃いのパジャマと…、
彼専用のバスタオルは置いてある。
後…替えのボクサーパンツも数枚
家用のがあるから。
洗面所には彼用のコップと歯ブラシと
歯磨き粉もあるし、いつでも…
泊りに来ようと思えば…
泊まれる感じに…は…彼の物がある。
「はい、これ…港斗君の
バスタオルとパジャマと下着ね」
丁度そのタイミングでお湯張りが
完了したとお知らせが鳴って。
そのままバスルームへと移動する。
『服…、お互いに
脱がせ合いっこ…しましょうか…?』
そう言いながら
洗面所の鏡の前で
お互いの腰に手を回して
腰を抱き合いながら。
ちゅ…ちゅ…と小さな音を立てて
短いキスをする。
「自分で…脱げるよ…?」
『どうせ脱ぐんですし…、
脱がせ合ってもいいじゃないですか…』
そう言いながら、港斗が
巴が着ている服を脱がせて行って。
巴も…彼の着てるトレーナーを
スルスルと持ち上げて行くと。
こっちに脱がせやすい様に
彼が頭を屈めてくれるから
スポンと…上の服を抜いて脱がせた。