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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第4章 美咲の告白「4月下旬・Portrait」
「住んでいる建物から外出できないというか、部屋から出ることすらできなくて、配給みたいな感じだそうです。もともと、衛生管理がなっていない国だから、ある程度は覚悟していたけどって、夫も言っています」

と、話すと、頷いて、

「そうよね。アフリカ大陸より危なそうって思うわ」

と、さすが、元バックパッカー。

「ご主人、監禁されて欲求不満になっていない?」

と、訊く雫石忍さん。私もそれは、夫と話していて感じていたので、

「それは、なっているみたいです」

と、答えると、

「ネット環境はあるんでしょ?」

と、訊く雫石忍さん。

「あります。LINEも使えますし、Google mailも使えます」

と、答えると、

「だったら、多少の欲求不満の解消はできるわよ」

と、話す雫石忍さん。

「Zoomとかで、お互いに見せ合って、オナニーするとか」

と、笑う雫石忍さん。

「あ、それ、ママ友でも言っている人がいたのですけど。夫は、余計に欲求不満になるって。それに、私もそういう習慣がないから」

と、話すと、

「習慣って?見せ合うってこと?それは、普通はしないわね」

と、笑う雫石忍さん。

「じゃなくて、そ、そのオナニーです」

と、言うと、

「そ、そうなの?しないって、どうやって、普段の欲求不満を解消しているの?」

と、驚く雫石忍さん。シングルマザーの雫石忍さんにとっては、普通だったのかもしれませんが、

「普段は、夫と」

と、答えると、

「だって、海外駐在員だったら、なかなか帰国できないでしょ?」

と、訊く雫石忍さん。

「そうです。だから、そのときに」

と、答えると、

「それ以外は我慢しているって感じ?」

と、明らか驚いている感じの雫石忍さん。

「はい」

と、答えると、

「え~~~!!!」

と、驚く雫石忍さん。子供たちも、思わずこっちを振り返るくらいの声の大きさ。

「なんでもないよ。大丈夫だから、遊んでいて」

と、声をかける雫石忍さん。そんなに驚く内容???と思っていると、

「そうなんだ。よく、耐えられるわね」

と、感心している雫石忍さん。

「オナニーはした方がいいわよ。でないと、膣内環境が悪くなるわよ」

と、心配そうな雫石忍さん。

「え?そうなの?」

と、訊くと、大きく頷く雫石忍さん。
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