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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第4章 美咲の告白「4月下旬・Portrait」
部屋に戻ると、麗ちゃんが、

「ママ、、お腹が減った」

と、言い、咲良と咲月も、

「うん。お腹がすいた」

と、言っていました。

「そこに生協のパンがあるから、それを焼いて、タマゴがあるから、スクランブルエッグを作るわ」

と、雫石忍さんがキッチンに。

「じゃあ、また、あとで」

と、私が咲良と咲月を連れて帰ろうとすると、

「大丈夫よ。三人の分も作るから。それに、そろそろ、翔と凌も帰ってくるから。まとめて、作るわよ」

と、雫石忍さん。

「いいんですか?」

と、訊くと、

「いいわよ。簡単なものだし。そこに座っていて」

と、話していると、玄関ドアが開く音がして、

「ただいま」

「ただいま」

という、男の子の声。

「ママ、昼ご飯、できてる?」

と、訊く声。LDKに入ってきて、来客ありに気が付いて、慌てて、挨拶する翔くんと凌くん。

「ちーす」

「ちーす」

と、言うと、雫石忍さんが、

「なんなの、その挨拶は!『こんにちは』でしょ!」

と、叱ると、

「こんちわ」

「こんちわ」

と、言い直す2人。

「もう、できるから、あなたたちは手を洗ってきなさい。というか、ごめん、美咲ちゃんも洗ってきて」

そうでした。私も外から帰ってきて洗っていません。

「あ、ごめんなさい。洗ってきます」

と、私も洗面に行くと、翔くんと凌くんが、洗っていました。後ろで待っていると、

「お姉ちゃんとママとどういう関係?」

と、訊く翔くん。

「え?え~と、そう、私もPTAの役員で、ママと一緒なのよ」

と、答えると、

「そうなんだ。ママが会長だから、お姉ちゃんは部下だね」

と、話す翔くん。

「じゃあ、麗が遊んでいる2人のママなの?」

と、訊くのは凌くん。

「そうよ」

と、答えると、

「へえ、若いね」

と、話す凌くん。

「違うよ。うちのママが歳がいっているだけだよ」

と、笑う翔くん。

「どうぞ」

と、手を洗い終わった2人は、洗面から出て行きました。私は手を洗って、LDKに戻りました。

「せまいから、あれだけど、え~と、翔と凌は、そこのローテーブルで食べて、麗と咲良ちゃんと咲月ちゃんは、その反対側。美咲ちゃんは、ダイニングテーブルのそこに座って」

と、言いながら、お皿にスクランブルエッグとパンを乗せて運ぶ雫石忍さん。
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