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第4章 美咲の告白「4月下旬・Portrait」

インターネットを起動させて、

「この人なんて、超有名な方よ。世界的に大人気」

と、言いながら見せてくれたのは、『麻美ゆま』さんという女優さんのヌード。すごい大きな胸。

「綺麗な人でしょ。で、この胸。すごいと思わない。96㎝のHカップ。美咲ちゃんも負けないんじゃない？」

「あとは、この人」

と、続ける雫石忍さん。見せてくれたのは、『佐山愛』さんという女優さん。

「綺麗でしょ。しかも、98㎝のHカップ、で、こっちは・・・」

と、言いながら見せてくれたのは、『JULIA』さんという女優さん。

「さらに、この方は、101㎝のJカップよ」

と、話し、

「どう？この人たちだけじゃなくて、人気の巨乳の女優さんって多いのよ」

と、私の顔を見て話す雫石忍さん。

「きょにゅう？」

と、訊くと、

「胸の大きな人。巨大なお乳ということよ」

と、説明してくれた雫石忍さん。

「私もね、バストは100㎝なのよ。でも、アンダーバストが80㎝もあるから、、、Eカップなんだけど。。。美咲ちゃんも、結構、あるんでしょ？」

と、訊く雫石忍さん。

「まあ、95㎝のGカップです。もともとは、82㎝のCカップだったんです。でも、出産のたびに太って」

と、私が言うと、

「それは違うわ。太ったんじゃなくて、女性らしい身体になったということよ。だって、胸が大きくなるのは、女性だけだもの。男性は大きくなんてならないでしょ？胸が大きくなるのは、女性らしくなったということ。誇らしいことなのよ。それに理解がないなんて、旦那さん、女性が、いいえ、人間がわかっていないわ」

と、力強く話す雫石忍さん。

「美咲ちゃん、知ってる？胸が大きくなるのは、人間だけなのよ。サルもチンパンジーも、ゴリラも、胸は大きくないのよ。オスもメスも同じような体型。でも、人間だけは、違うの。そう、知能が発達して、胸も発達したのよ。だから、胸が大きいのは知性が発達している証拠」

と、話す雫石忍さん。

「夫は、、、『胸が大きいとバカっぽい』というのですが・・・」

と、私が言うと、

「ほんと、わかってないわね。進化の過程が。。。ダーウィンが怒ってくるわよ」

と、笑う雫石忍さん。そうなのね。。。確かに、雫石忍さんが言うように、胸が大きくなるのは人類だけかも。すると、進化したということ。