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第5章 忍の告白「４月下旬・Portrait」

美咲ちゃんの旦那さんも当時は33歳。男盛りというか、まだまだ元気いっぱいな時期。バックパッカーしていたからわかるけど、東南アジアに限らず、衛生的に不安な国は多い。まして、コロナ禍。

それだけに、浮気の心配はないだろうけど、欲求不満は高まりそう。帰国したらエッチしまくりだったらしい美咲ちゃん。そりゃね。美咲ちゃんみたいにセクシーで可愛い奥さんがいたら、旦那さんだって、応えるはず。どっちも欲求不満になる環境なのだから。

それが、コロナ禍で帰国できないなんて。。。しかも、コロナ直前の年末年始は帰省できなかったとか聞いて、これは、、、悲惨だわって思った。

だって、約5カ月のセックスレス禁欲生活なんて。。。そう、150日も。。。ありえない。

しかも、話を聞くと、夫婦そろってオナニーもしないとかで、旦那さんが帰国したときにエッチをするだけらしく。。。私には想像できない世界でした。

「そうなんだ。よく、耐えられるわね。オナニーはした方がいいわよ。でないと、膣内環境が悪くなるわよ」

と、教えてあげました。蜘蛛の巣が・・・は冗談としても、そんな人がいることに驚きました。

「まずは、オナニーした方がいいわよ。欲求不満もある程度は解消できるし、膣内環境にもいいから。それに、前に婦人科の先生に教えてもらったのだけど、セックスレスが続くと、膣の老化が進行するそうよ。セックスするかオナニーして、膣の血流を良くしないと、膣内組織の老化が早まるって」

と、詳しく話すと、半信半疑っポイ感じだった美咲ちゃんも、真剣な表情になっていました。

「旦那さんだって、同じよ。男性は、し過ぎは良くないかもしれないけど、適度なオナニーは必要。女性は、して悪いことなんて全くないのよ。膣分泌液が出ることで、膣内を清潔に保てるし。ウイルス耐性も上がるから」

と、話すと、深く頷く、素直な美咲ちゃん。本当、思い出しても、可愛い感じでした。

「旦那さんと、相互鑑賞とかしたら、感度も高まるし、旦那さんも美咲ちゃんも欲求不満の解消になると思うわよ。一度、旦那さんに訊いてみたら？前に訊いたのがいつかは知らないけど、時間が経って、さらにツラくなっているかもしれないし」

と、進めると、旦那さんと相談するという美咲ちゃん。