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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第5章 忍の告白「4月下旬・Portrait」
そんな美咲ちゃんに、ディルドを指し示しながら、

「旦那様に、奥様が、旦那様に思いを馳せながら、オナニーをしているところを見てもらって、奥様の旦那様への想いを汲みと取ってもらうの。『私はこれだけ、あなたのことを思いながら、あなたと一つになれる日を待ち望んでいます』というメッセージを込めるのよ」

と、話すと真剣な顔で、ディルドを見ている美咲ちゃん。

「そして、『だから、浮気しないでね』という想いを伝える感じ。実際、旦那様の浮気防止に写真を撮って、旦那様に見てもらうって言う人もいるのよ」

と、話すと、美咲ちゃん、頷いたわ。

と、時計を見ると、結構な時間。

「そろそろ娘たちも起こさないと」

と、私が話すと、慌てた様子で時計を見る美咲ちゃん。

「そうですね」

と、答えたわ。リビングで寝転がりながら、本を読んでいた娘さんに、帰ると伝え、渋っている咲良ちゃんに、

「だって、宿題しないといけないでしょ。まだ、算数プリントが残っているのだから」

と、美咲ちゃんは説得していたわ。だから、

「もしよかったら、明日からは、宿題を持ってきて、麗と一緒にしたら?」

と、伝えたわ。娘も、

「そうだね。咲良ちゃん、一緒に宿題しよう」

と、歩調を合わせてくれたから、

「一緒にじゃなくて、お姉ちゃんなんだから、『わからないところがあったら教えてあげる』とか、言えないの?成績が成績だけど、一年生の内容なら教えてあげられるでしょう」

と、私も助け舟を出したわ。というより、明日も美咲ちゃんといろいろ話したり、撮影したり、楽しく過ごしたかったから。

娘も、私に言われたからか、

「そうだね。咲良ちゃん、一緒に宿題して、わからなかったら、私に訊いて。頑張って教えるから」

と、咲良ちゃんに話しかけていて、

「そんな、麗ちゃん、いいの?忍さん、いいのかしら?」

と、美咲ちゃんが訊いたけど、娘が、

「いいわ。麗は妹が欲しかったの。咲良ちゃんも咲月ちゃんも私の妹みたいなものだから、気にしないで」

と、応えていた。私も、

「ということだから、気にしないで。私も美咲ちゃんと、一緒に過ごしたいし」

と、美咲ちゃんに伝えたわ。

「じゃあ、お言葉に甘えて、明日も来させていただきます。麗ちゃん、宜しくね」

と、美咲ちゃんは娘の麗に言っていたわ。
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