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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第6章 美咲の告白「GW・Portrait」
「今日はね、〇〇〇ヶ丘6丁目に行こうと思うの。公園はできているけど、コロナの影響で、住宅地はまったく人がいないみたいだから」

と、話す忍さん。確かにその方がいいかも。。。マンションの裏の公園だと、マンションのベランダから見えるので、あまり2人でウロウロしていると何をしているのか?と思われかねません。だからか、昨日も、途中から公園を出て、撮影していましたから。

結構、透け感の強いワンピースなので、人がいるところで撮影するのも、万が一、透けて見えたりしても恥ずかしいから、人がいない方がいいと、私も思いました。

少し歩かないといけませんが、交差点にも人影はなし。行きかう車も僅かで、どちらかというと、配達の車が多い感じ。宅配を頼む家庭が多いのかもしれません。実際、我が家も、雫石家もco-opの宅配でした。

そんなことを思いながら、緩やかな坂を登っていくと、ファミリーマートが見えてきました。その交差点を曲がって、さらに登り始めると、そこは、区画だけができている造成地。そのさらに奥の方に、公園が。斜面の上にあるので、見晴らしは抜群。周囲には、一部建築途中の建物はありますが、ほとんどは空地で、案内用の看板。A-411とか、A-447とか、エリア記号と区画番号が組み合わさった看板がありました。

でも、人影もなければ、工事車両どころか、到着するまで車も人も見かけませんでした。

公園には、ベンチや滑り台、アスレチックコーナーに、小さな噴水もありました。

「貸し切りね」

と、微笑む忍さん。確かに貸し切り。誰もいない公園。昨日は公園は、たまに人が通りましたが、ここは、誰も通りそうにもありません。

「じゃあ、撮影を始めましょうか」

と、言いながら、バッグをベンチに置いて、カメラを取り出している忍さん。

「美咲ちゃん、まずは、そこの階段に腰掛けてみて」

と、話す忍さん。私はその階段まで歩き、座りました。階段と言っても斜面に木を横に並べただけで、段差は普通の階段の半分ほど。私は身長が171㎝あります。足も長い方なので、立膝するような感じ。足を揃えて座りました。

「いいわね」

と、話しながら、忍さんがカメラを構えて、ピピピピ、カシャッと、シャッター音が、誰もいない公園に響きました。
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