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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第8章 美咲の告白「GW・露出事始」
「美咲ちゃん」

と、私に声をかけて、忍さんが話し始めました。

「このあとも、撮影を続けるけど、カメラのレンズを意識して欲しいの」

と、いうことでした。

「意識する?」

と、訊くと、

「そう。カメラに視線を合わせてほしいの。ここからは」

と、念を押す感じで話す忍さん。

「カメラのレンズを見ればいいのかしら?」

と、訊くと、

「そう。撮った写真を旦那さんが見るわけでしょ。カメラのレンズの向こうに、旦那さんがいると思って見つめてほしいの。見えないけど、レンズの向こうに旦那さんの目があると思って、視線を合わしてほしいの。わかる?」

と、訊く忍さん。なんとなく、わかるような気がしました。撮った写真を夫が見るのだから、カメラのレンズは旦那の目の代わりだということ。

「要するに、カメラのレンズを夫の視線だと思えばいいということ?」

と、訊くと、

「そう。そう思ってみるの。写真を見た旦那さんは、美咲ちゃんと視線を合わしている気持になるから」

と、話す忍さん。

「わかりました。カメラのレンズを夫の視線だと思って視線を合わせます」

と、私が話すと、深く頷いた忍さんは、

「ということで、私も、旦那さんになったつもりで、至近距離から、美咲ちゃんを撮っていくね」

と、笑いながら、

「まずは、アップで美咲ちゃんの顔を撮るよ。そう、旦那さんとキスする感じで、目を瞑って」

と、近づいてくる忍さん。

「え、え、ちょ、っちょっと」

と、言っても、ファインダーをのぞいたまま、近づいてくる忍さん。ええい、仕方がない!

と、思いながら、目を瞑ると、ピピピピ、カシャッと、シャッター音がして、

「OK!いい感じだよ」

と、笑い声。私が目を開けると忍さんが目の前でカメラを構えていました。

「次は、ボタンとボタンの間の隙間にピントを合わせるから、横顔でレンズを見て。旦那さんに、『エッチ!』という感じの表情で、実際に言ってみる!」

と、言いながら、ボタンとボタンの隙間にレンズを向けてくる忍さん。もう、と思いながらも、

「エッチ!」

と、私が笑いながら言うと、

「そう。いいわ。雰囲気が出て、表情もいいし、写真を見た旦那さんも美咲ちゃんに『エッチ!』って言われた感じになるわよ」

と、微笑む忍さん。
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