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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第8章 美咲の告白「GW・露出事始」
気温がドンドン上がってきて、暑さが半端なかった。

「UVカットしているから、多少は日射が当たっても大丈夫でしょう?」

と、訊く忍さん。

「大丈夫だと思う」

と、答えると、広場に誘う忍さん。

「ここで、撮影するわよ。芝生の上を歩くだけでいいわ」

と、話す忍さん。私は言われたように、立ち上がって、芝生の上を歩いた。ゆっくり歩く私は、忍さんが撮った。ピピピ、カシャッ、ピピピ、カシャッ、ピピピ、カシャッと、シャッター音が連続する感じ。正面から撮るかと思えば、横から、後ろから、次々とするシャッター音。

背中に当たる日射。暑さで噴き出す汗。額を流れる汗。頬を伝う汗。身体中から汗が出て、スカートが足にまとわりつく感じ。服も汗で張り付いていた。

「太陽に汗が反射して綺麗よ」

と、話す忍さん。なるほど。と思った。確かに、そういう写真って見たことがあったから。スポーツドリンクかなにかのポスター。

結構な枚数を撮った忍さん。忍さんも結構な汗を掻いている感じだった。

「そろそろ、終わりましょうか」

と、声を掛ける忍さん。

「ありがとうございます」

と、私は忍さんに頭を下げた。こんな暑い中、写真を撮影してくれたのだから、本当に感謝していた。

「そんなにかしこまらないで、撮りたい人に出会えるって、フォトグラファー冥利なのだから」

と、話す忍さん。

「さあ、帰って、旦那さんが喜びそうな写真を選んで、送信しましょう」

と、笑顔で話す忍さん。帰途に就いた。

そして、マンションの部屋で、忍さんが選んで、私のスマートフォンに送ってくれた数々の写真を夫に送信しました。

夫からは、

「最高だよ。これを見ながら、今晩は、楽しませてもらうよ」

と、直截な表現はなかったけど、どう読んでもオナネタされる感じだった。海の向こうで、欲求不満に悩む夫の役に立てることに嬉しかった。
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