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「本日も撮影日和」 微熟妻・美咲
第9章 忍の告白「GW・露出事始」
「忍さん、ブラジャーは?」

と、訊く美咲ちゃん。たぶん、降りる途中に私がカメラを向けた時に見えたのかもしれない。

「あ、見えた?」

と、訊くと頷く美咲ちゃん。

「ノーブラよ。こういう撮影するときは、被写体に合わせることが多いのよ」

と、私の撮影方針を伝えたわ。

「だって、撮られる側だけが、その格好で、撮る側が、普通の格好だったら、恥ずかしいでしょ。一緒の格好をした方がいいのよ。だから、私は水着撮影は、私も水着。ヌード撮影は、私も全裸で撮るわ」

と、説明すると、美咲ちゃんの顔がほころんだ。もしかしたら、自分だけこんな恰好をさせられているって思っていたのかもしれない。

でも、私は慣れている。ノーブラで出かけるなんて日常的だったし、ノーパンでママチャリを漕ぐなんて、結構、当たり前のようにしていた。それでも、誰も気にしない。そう、婆だから。

「じゃあ、次の撮影をするわよ」

と、美咲ちゃんに声を掛けて歩き始めると、

「はい!」

と、いう明るい声で答える美咲ちゃん。そんな美咲ちゃんを見ると、汗がしたたり落ちる感じ。

「汗が滲んできたわね」

と、私が話すと、頷いた美咲ちゃん。

「夏の雰囲気が伝わるから、そこで撮影しましょう」

と、私は提案した。美咲ちゃんは、素直に頷いたわ。

「そこの石の上に寝そべってみて」

と、話すと素直に寝そべる美咲ちゃん。熱いと思う。石は焼け付いているだろうから。ジワッと汗が出てくる感じ。

私は人差し指、中指、薬指を立てて、

「ピースじゃなくて、こんな感じ」

と、伝えると、私の方に向いて、3本指を立てて見せる美咲ちゃん。少し戸惑っている感じだったけど、素直にポーズを決めてくれたわ。

私は立て続けに何枚もシャッターを切って撮影した。表情が非常にいい感じ。

「これはね。『石の上にも三年』という意味よ。長い間、待ち続けている。どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくるっていう意味よ」

と、私が意味を伝えると、嬉しそうに微笑む美咲ちゃん。本当に可愛い。同性だけど、バイセクシャルの私には、魅力的。私まで濡れてきたわ。

「ほら、胸を逸らして撮ったから、美咲ちゃんの胸のふくらみが強調されて、先端の突起もよく見ればわかるわ。旦那さんも喜ぶわよ」

と、話すと胸を張る美咲ちゃん。
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