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私立桐邦音楽大学附属中学校
第25章 少女を弄ぶ聴診器
着替えを終えて次々と教室から移動する女生徒たち。そんな中高遠美月はいまだにブラウスを脱いでいなかった。

「美月も早く着替えなよ。」

「恥ずかしい。」

「はぁ?混浴露天風呂を堂々と闊歩してたくせに?」

ちなみにそう言う角山はあの日混浴露天風呂から泣いて逃げ出した。

「逆に女子に見比べられるのが恥ずかしい。」

そう、彼女は発育が遅いのがコンプレックスなのだ。

「でももう時間だよ。先行くからね。」

「う、うん。わかった……」

角山と小山田も先に出て行った。

誰もいなくなったところでやっとブラウスを脱いだ高遠。
その時。

ガラッ

「忘れ物しちゃったー……あれ?高遠さんまだいたの?」

あまり関わりのない女子グループ三人組が忘れ物を取りに戻ってきた。

「へぇー高遠さんスポブラなんだ。」

高遠美月も男子からの人気が高いだけに彼女たちは高遠の下着姿に注目した。角山、小山田には負けを認めるが高遠には負けたくないという心理が働いていた。

それだけにマウントを取り出す女生徒もいた。

「早くスポブラ外しなよ。遅れるよー?」

「スポブラだから外すじゃなくて脱ぐでしょ?」

「そうだったー!あははははは!」

「……」

渋々スポブラを脱ぐ高遠美月。

「あれ?意外にペッタンコではないのね。」

「ホントだ。ちっさいけど膨らんでるんだー」

「ちょっと可愛いかも……」

「それに肌の色が真っ白で羨ましい……」

「ま、まぁ“マニア”に人気なのは頷けるかもねー」

「ロリコンとかにねーあはは。」

負け惜しみである。発育が遅いとはいえ高遠美月の日本人形のような美しさは誰もが認めるところだ。

(……)

自らの身体へのコメントを浴びながら高遠はそそくさと素肌に体操着を着た。

「美月ーまだー?」

あまりの遅さに心配した角山と小山田が迎えに戻ってきた。

「いまいくー」
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