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私立桐邦音楽大学附属中学校
第27章 高遠美月 初めてのブラ
「えっ……」

2人が通されたのは応接間のような部屋だった。

(こ、これが試着室?!)

室内にはソファーやウォーターサーバーまであった。

「ではフィッティングしてみましょう。」

試着室の中にパーテーションがあり高遠はその向こうに案内された。

「お連れ様はお掛けになってお待ちください。」

「は、はい……」

ソファーに座る。


「どちらからご試着なさいますか?」

パーテーションのみなので視線は遮られるが会話は丸聞こえだ。

「今まではスポーツブラを?」

「はい。」

「ちなみにいつからですか?」

「中1……1年半前くらいからです。」

制服を脱ぐ布摺れの音とブラの着け方の指導を受ける生々しい会話が耳に入り落ち着かない男子中学生の弘斗。

「うん、このサイズで大丈夫ですね。」

「あ、ありがとうございます。」

「ではごゆっくりお選びください。」

篠田店員は弘斗に微笑むとフィッティングルームから出て行った。

(うう、喉がカラカラだ。水をもらおう……)

ウォーターサーバーで水を汲んでいたその時。

「室賀くん……どう?」

「わわっ!!た、高遠?!」

振り向くとなんと上半身ブラのみ&制服のスカートという姿の高遠が立っていた。

(ちょ!うわわっ!!!)

にょきにょきと勃起してしまう弘斗。
しかし本人に悟られないよう平静を装いつつソファーに戻り腰をかける。

「室賀くん……?」

「あ、ああ……とてもいいね。」

「似合う?」

「と、とっても似合うよ……」

「ほんとう?」

「あ、ああ。」

(て、てかめちゃくちゃエロい!?いや、エロいというか何だ?この感覚?)

「じゃ次ね。」

「えっ次?!」

(5種類全て見せられるのか!たまらん!)

先ほど選んだブラを次々と着けて見せてくれる高遠美月。

(はぁ……あの中には高遠のちっぱいが隠されているのか……)

可愛らしい下着も刺激的だが、その中の乳房を想像して激しく興奮する弘斗。

(いやいや待て待て俺!奴のちっぱいは妹のまひろより小さいんだぞ?それなのになぜこんなに勃起を……)
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