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私立桐邦音楽大学附属中学校
第28章 角山奏音の下着選び
「おわっ!!」

やはり制服のスカートと上半身ブラのみの角山。長身でスラリとしたスタイルのわりに豊満な乳房を持った彼女のインパクトは小山田梨果とはまた違い、高遠美月とは真逆なものだった。

「ちょ!……おわっ!て何よ?!」

(思わず声がでた。まさかデカい……なんて言えないよなぁ。)

血液が一気に海綿体に召集される。

(ま、マズい……)

学園の憧れ角山奏音。今でこそ小山田に恋しているとはいえ弘斗も例外ではない。そんな美少女が下着姿で目の前に佇んでいる。

「奏音の胸大きいくていいよねー室賀くん。」

「ちょ!小山田?!」

「くっ!!!」

胸部を腕で隠した角山に獣を見るような目で睨まれる。

「俺は何も言ってねえ!」

「で、どうなの?室賀くん。」

高遠はさっきから不機嫌そうだ。

「隠してたら見えないんだが……」

「あ、うん……」

真っ赤になっている角山。隠していた胸部から腕をどかした。

(おお……ポヨンポヨンだ……)

「ど、どう?」

「と、とてもいいと思うぞ……」

「ううう……変態……」

「なんでよ!」

「うーん、でもこれちょっとサイズきついかも。」

両手で自らカップを抑えて乳房を触る仕草が艶めかしい。

「そう?あとで篠田さんにサイズ見直してもらおうよ。」

「もうワンサイズ上かもね。」

そう言い小山田と高遠も角山の乳房に手を添える。

(なにこの構図!美少女満載でエロすぎる!)

「とりあえず次に着替えようよ。」

「わかった。」

次の下着を試着するために角山は再びパーテーション裏に引っ込んだ。
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