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私立桐邦音楽大学附属中学校
第30章 阻まれる告白

「許せない……」
「む、室賀くん……」
父親の絵画教室の存続や個展の融資と引き換えにヌードモデルを懇願されたという小山田梨果。
「両親に無理言って私立の桐邦中に入れてもらったから……」
「そんなの関係ない!我が子を売るような親があるかよ!」
「売られた訳では……」
「同じ事だろ!しかも挙げ句の果てに娘をレイプしようとしたなんて……」
そう、肉体全てを曝した彼女の美しさに魅了され、父親ともあろう者が実娘の性器に己の性器を挿入しようと暴行に及んだのだ。
※本編『特別クロッキー会③』参照
「確かに最低だよね……」
「どうしたんだい少年、大声を出して。体調は大丈夫なのかい?」
トイレ前で口論をしていたため、真田が店内から様子を見に来てしまった。
「くっ……」
当然この真田も憎かった。同い年の娘を持ちながら寄ってたかって共謀し、小山田梨果を裸に剥いて恥辱の限りを尽くしたのだ。むしろ殺意さえ湧いていた。
「平気ですのでこれで失礼します……」
「お、おい……」
真田を睨み付け、走って写真館を出る弘斗。
「待って!室賀くんどこ行くの?!」
「お前のクソ親父のとこだよ!」
「何しに行くの?!」
「ぶん殴りに行くんだよ!」
「む、室賀くん……」
父親の絵画教室の存続や個展の融資と引き換えにヌードモデルを懇願されたという小山田梨果。
「両親に無理言って私立の桐邦中に入れてもらったから……」
「そんなの関係ない!我が子を売るような親があるかよ!」
「売られた訳では……」
「同じ事だろ!しかも挙げ句の果てに娘をレイプしようとしたなんて……」
そう、肉体全てを曝した彼女の美しさに魅了され、父親ともあろう者が実娘の性器に己の性器を挿入しようと暴行に及んだのだ。
※本編『特別クロッキー会③』参照
「確かに最低だよね……」
「どうしたんだい少年、大声を出して。体調は大丈夫なのかい?」
トイレ前で口論をしていたため、真田が店内から様子を見に来てしまった。
「くっ……」
当然この真田も憎かった。同い年の娘を持ちながら寄ってたかって共謀し、小山田梨果を裸に剥いて恥辱の限りを尽くしたのだ。むしろ殺意さえ湧いていた。
「平気ですのでこれで失礼します……」
「お、おい……」
真田を睨み付け、走って写真館を出る弘斗。
「待って!室賀くんどこ行くの?!」
「お前のクソ親父のとこだよ!」
「何しに行くの?!」
「ぶん殴りに行くんだよ!」

