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謀殺された王子は 復讐者として淫らに返り咲く
第10章 狂宴
「なぁにがやめてーーだ!やめるか?やめるか?はぁっはぁっ…やめるわけないだろうがよォ!」
「アっハ‥っ!ああ、ゃ、…やだぁぁ‥!!」
酒臭い部屋の中心で大勢の見物人の目に晒される中、巨漢に怒鳴りつけられている子供。
オメルだ。
仰向けのオメルは頭上で両手を拘束され、左右の男に膝を抱えられ、腰を高々と持ち上げられていた。
そして──広げた下肢の間に陣取っている男は、ウルヒで間違いない。
「はぁっはぁっはぁっ…!」
裸体に剥かれた小さな身体の抵抗を奪い、自身の腰を荒々しく打ち付けている。
毛で覆われた汚らしい尻たぶが揺れるサマが、シアンの立つ場所から丸見えだ。
「‥あっアアア!!……いやぁ!やあああ…//」
オメルは必死に逃れようとしている。
だがオメルがいくら疲弊した手足をばたつかせたところで、それは彼の四肢を掴む男達の手を僅かにわずらわせるだけ──。
結果オメルに許されているのは、幼い男根を上下左右に振り乱し、無様に喘ぎ鳴くことのみ。
未熟な後孔に凶悪な竿が出入りする光景は、虐待以外の何物でもない。
乱暴に扱われ息も絶え絶えなオメルは力尽きる寸前だった。
「アっ‥アっ‥!! もぉむり‥…」
「…っ…ん?おい!締まりが悪いぞ小僧?また目ぇ覚ましてやろうか!?」
「ひっ!やだアレだめッ…──ああ!」
抱えられた身体がされるがままに揺さぶられ出すと、それを不服に感じたウルヒが残酷な指示を仲間に出す。
オメルが絶望の悲鳴をあげると
ニヤリと嘲笑う男達の手が──少年の弱い箇所をいっせいにくすぐり始めた。
「あっひひ!ヒッ、ヒヤァァ‥ッッ!!やっやめっ!やめっ!ひゃめてええ!」
膝を持ち上げる男に、内腿と足裏を。
手を拘束する男には無防備に晒した脇をくすぐられる。
「…ッ‥ひぐううう、は、あはは!!ダッメ、いき、いき がっ!ひ、ひひ…ッッ‥ひ!!」
「はははは!大喜びじゃねえかぁ」
「ちっがう!チガッ──あはぁ//あははッ!」
涙を流しながら顔をひきつらせ、場違いな笑い声を響かせるオメル。
何かを訴えるたびに飲み込めなくなった唾液が口から垂れ、真っ赤に震えている顔を伝い落ちる。