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不倫白書 Ⅰ
第1章 初めての不倫…
16

「ああっ、やっ、な、なんか、なんかぁ、へ、変なのぉ…」

 ヌチャ、グチャ、ニュチュ…

 ヌチャ、グチャ、ニュチュ…

 痺れる様な快感が…
 いや、違うのだ。

「ああっ、やっ、ダメっ、ね、ねぇ、やん、ダメぇ…
 な、なんかぁ、お、オシッコがぁ…
 あぁ、やぁぁ、オシッコが漏れちゃうぅぅ…」
 わたしは悲鳴を上げる。

 だが、彼は弄りを止めない…

「いいよぉ、漏らしちゃってぇ…
 そのまま出しちゃってぇ…」

 ヌチャ、グチャ、ニュチュ…

 ヌチャ、グチャ、ニュチュ…

 だが、彼は止めない。

「あっ、やっ、だ、ダメっ、あぁ、出、あ、も、漏れちゃうぅぅ…」

 わたしはそう叫び…

 漏らしてしまった。

「あんっ、やんっ、あっあぁぁぁ…」

 そして全身の、快感の震えが止まらない…

「……ん、はぁぁぁ………」

 ブルブルと…

 ビクビクと…
 
 心地良い、痺れる様な震えが止まらなく続き…

 そして、アソコが我慢していたオシッコを漏らした感覚が湧き起こってきたのである。


「あぁぁ、やぁぁ…」
 そして激しい、オシッコを漏らしてしまったという羞恥心も湧いてきていた。

「うわぁ、お姉さん本当に感度が良いんですねぇ…
 潮吹きしちゃいましたよぉ…
 うわぁ、感動だなぁ、お、オレ、初めてですよぉ…」
 彼がそう囁いてくる。

「え、し、潮吹きって?」

「あ、え、だから、潮吹きですよぉ…
 オシッコじゃ無いですよぉ」
 と、にこやかな笑顔を見せてきた。

「え、オシッコじゃ無いの?」

「はい、うん、オシッコじゃ無いですよぉ…
 ほらぁ…」
 と、彼はそう言いながらわたしの手を掴み、わたし自らの股間に導いてくれ…
 そして触れ、上体を起こして股間を覗く。

「あ…」
 確かに、何かが、何かしらの液体的なモノが吹き出した跡にはなっていたが…
 オシッコの様な黄色の液体では無かったのだ。

「あ、え?」

「オレも初めてだし、詳しくは無いんですけどぉ…
 オシッコじゃ無いみたいなんですよねぇ…
 だからぁ、安心してください」
 そう、爽やかに、そして満面の笑顔で言ってきたのである。


「あ、え、あ、そうなんだ…」
 わたしは少しホッとした。

「え、あ、じゃぁ、お姉さんも潮吹き初めてなんですね?」

 いや、初めてもなにも…






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