この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不倫白書 Ⅰ
第1章 初めての不倫…
3
そして勿論、二人目の男性経験が夫であり…
しかも…
今夜初めて知ったのだが…
夫のセックスは淡白で、味気なく、おざなりで、これまた短時間のセックスであったという事を。
いや、初めてそれを自覚をし、ううん違う…
知ったのだ。
なぜならば…
今夜抱かれた、いや、抱かれている人生で三人目の、この今、わたしにキスしてきているこの男のセックスは…
わたしのセックスという概念を根本的に変えた…
いや、初めてセックスで深い快感を…
絶頂感を与えてくれ…
今までの、いや、夫とのセックスがいかに淡白で、おざなりであるかを教えてくれたのである。
だからわたしは、この彼にもたらされたセックスの快感の強さと良さに、一瞬、パニックになってしまったのだ…
それは…
セックスって、こんなに感じるモノなのか…
こんなに気持ちが良いモノなのか…と。
「あ、や、うん、んん…」
わたしはキスを受けながら、更に昂ぶる子宮の疼き、震えに…
困惑と…
また感じたい、という思いに全身を震わせていた。
「ね、ねぇお姉さんの名前は何ていうの?」
今になって彼は、ようやくわたしの名前を訊いてきたのだ。
「ぁ、あぁ…わたしは…ま、マリよ…」
そう、わたし達はこの時まで、お互いの名前さえも知らなかった。
「ふぅん、マリさんかぁ…
あ、オレはリョウ…」
そしてまだわたしは完全に…
全部を脱いではいない…
そして勿論、二人目の男性経験が夫であり…
しかも…
今夜初めて知ったのだが…
夫のセックスは淡白で、味気なく、おざなりで、これまた短時間のセックスであったという事を。
いや、初めてそれを自覚をし、ううん違う…
知ったのだ。
なぜならば…
今夜抱かれた、いや、抱かれている人生で三人目の、この今、わたしにキスしてきているこの男のセックスは…
わたしのセックスという概念を根本的に変えた…
いや、初めてセックスで深い快感を…
絶頂感を与えてくれ…
今までの、いや、夫とのセックスがいかに淡白で、おざなりであるかを教えてくれたのである。
だからわたしは、この彼にもたらされたセックスの快感の強さと良さに、一瞬、パニックになってしまったのだ…
それは…
セックスって、こんなに感じるモノなのか…
こんなに気持ちが良いモノなのか…と。
「あ、や、うん、んん…」
わたしはキスを受けながら、更に昂ぶる子宮の疼き、震えに…
困惑と…
また感じたい、という思いに全身を震わせていた。
「ね、ねぇお姉さんの名前は何ていうの?」
今になって彼は、ようやくわたしの名前を訊いてきたのだ。
「ぁ、あぁ…わたしは…ま、マリよ…」
そう、わたし達はこの時まで、お互いの名前さえも知らなかった。
「ふぅん、マリさんかぁ…
あ、オレはリョウ…」
そしてまだわたしは完全に…
全部を脱いではいない…