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不倫白書 Ⅰ
第1章 初めての不倫…
4
わたしは週に三日間、スーパーでパートをしているのだが…
これは決して生活が大変な訳ではなく、ただ単に、このマンネリとした、子供も居ない夫婦生活の気分転換の為のパートであった。
夫は某商社で営業係長をしている…
そして家庭では既にお互いの両親が亡くなっており、相続した一軒家があってローン等の返済も無く、少なからずの遺産も相続したから、わたし達夫婦には金銭的な苦労はほぼ無いのである。
だから本当に、日々のマンネリを防ぎ、生活の変化を求める為だけのパートであるといえるのだ…
そして週に一度か二度ほど、趣味である映画観賞をそのパート帰りに愉しむ。
それが、平均的なわたしの日々の生活リズムなのだが…
その唯一の趣味である映画観賞で、これもまた、人生で初めてに近い…
ナンパに遭遇、いや、誘われたのである。
それも、今、わたしにキスをしながら、愛撫を始めてきているこの若い男、リョウに…
見た目にも完全に歳の離れた、いや、どう見ても約一回り近い歳下の、おそらくは二十代前半であろう若いこのリョウにナンパされたのだ。
朝からのパート仕事上がりの午後3時…
レディスサービスディの今日、わたしはほぼ毎週の様に映画観賞をしていた。
そして営業マンである夫は今夜は出張で居ないから…
わたしは映画を゙観賞し終わったら、お気に入りのイタリアンレストランで一人で夕食を済ませて帰ろうと思っていたのだ。
わたしは生活エリアには友人はいない…
いや、生まれ育った実家のあるエリアにも友人、友達といえる存在は二人だけ。
そしてパート仲間とは、ほぼ価値観が違うので、いや、子供がいないから、根本的に会話の接点が無いのである…
だから、子供絡みのいわゆるママ友という存在も居ないのだ。
そして自分が子供の時分から一人での行動は苦では無く、いや、むしろ対人関係が得意な方では無かったから一人の方が気楽といえた…
だから、友達が欲しいとも思った事もなかった。
そして今夜は夫が居ない…
夕食を作るわずらわしさがない…
ただそんなレベルなのだが、心の解放感があったのだ…
いや、そんな程度の解放感だったのだが…
わたしは週に三日間、スーパーでパートをしているのだが…
これは決して生活が大変な訳ではなく、ただ単に、このマンネリとした、子供も居ない夫婦生活の気分転換の為のパートであった。
夫は某商社で営業係長をしている…
そして家庭では既にお互いの両親が亡くなっており、相続した一軒家があってローン等の返済も無く、少なからずの遺産も相続したから、わたし達夫婦には金銭的な苦労はほぼ無いのである。
だから本当に、日々のマンネリを防ぎ、生活の変化を求める為だけのパートであるといえるのだ…
そして週に一度か二度ほど、趣味である映画観賞をそのパート帰りに愉しむ。
それが、平均的なわたしの日々の生活リズムなのだが…
その唯一の趣味である映画観賞で、これもまた、人生で初めてに近い…
ナンパに遭遇、いや、誘われたのである。
それも、今、わたしにキスをしながら、愛撫を始めてきているこの若い男、リョウに…
見た目にも完全に歳の離れた、いや、どう見ても約一回り近い歳下の、おそらくは二十代前半であろう若いこのリョウにナンパされたのだ。
朝からのパート仕事上がりの午後3時…
レディスサービスディの今日、わたしはほぼ毎週の様に映画観賞をしていた。
そして営業マンである夫は今夜は出張で居ないから…
わたしは映画を゙観賞し終わったら、お気に入りのイタリアンレストランで一人で夕食を済ませて帰ろうと思っていたのだ。
わたしは生活エリアには友人はいない…
いや、生まれ育った実家のあるエリアにも友人、友達といえる存在は二人だけ。
そしてパート仲間とは、ほぼ価値観が違うので、いや、子供がいないから、根本的に会話の接点が無いのである…
だから、子供絡みのいわゆるママ友という存在も居ないのだ。
そして自分が子供の時分から一人での行動は苦では無く、いや、むしろ対人関係が得意な方では無かったから一人の方が気楽といえた…
だから、友達が欲しいとも思った事もなかった。
そして今夜は夫が居ない…
夕食を作るわずらわしさがない…
ただそんなレベルなのだが、心の解放感があったのだ…
いや、そんな程度の解放感だったのだが…